8月20日に開幕したダイハツ・ジャパンオープン（横浜アリーナ／SUPER750）。大会初日は各種目の1回戦が行なわれた。ここでは、初戦を戦った日本選手のコメントを紹介する。

西本拳太

男子シングルス1回戦：翁泓陽（中国）に2-0で勝利

きつい場面もありましたけど、ホームなので、ジュニアの子どもたちの「頑張れ」という言葉と、ファンの方の「西本、ファイト」という声のおかげで、踏ん張れたかなと思います。オリンピックが終わってからは、めちゃくちゃ練習してきていますとは言えないですけど、普段からの積み上げがありますし、その中で自分がどんな手札を出せるかだと思っています。ジャパンオープンは会場が毎回違うので、自分でも2年前のチャンピオンと言われて、「そうか、オレ、優勝してるんだ」と思ったくらいで（笑）。横浜で2勝目を挙げられるように頑張りたいなと思います。

奥原希望

女子シングルス1回戦：ローレン・ラム（アメリカ）に2-0で勝利

横浜アリーナですけど、あまり会場が変わった感覚はなく、いつもの東京体育館と同じ感覚で試合をできたと思います。ちょっと体の不安要素もあったので、あまり無理をせずにプレーしました。もうちょっとよい状態で出られるつもりでしたが、日本の大会で出場をやめるのは、なかなか難しいです。まずは、自分が納得するトップパフォーマンスに戻すことが目標。まだ成績としての目標というものを定められる段階には来ていないと思うので、勝負できると思ったときに、明確な目標が出てくると思う。そこまでは、いつもと変わらず、積み上げていくべきものを、積み上げていきたいと思います。

取材・構成／バドミントン・マガジン編集部

写真／小山真司