「ダイハツ・ジャパンオープン2024」は神奈川県横浜市の横浜アリーナにおいて、8月20日から25日まで開催される。8月19日、開幕を翌日に控え、会場の横浜アリーナで注目選手による記者会見が行なわれた。

ここでは、今大会がペアとしては最後の大会となる渡辺勇大／東野有紗の質疑応答を紹介する。

渡辺勇大（左）＆東野有紗

――渡辺選手、東野選手にとっては、このペアとしてはジャパンOPが最後の大会になる。あらためてペア解消を決めた理由、いつどのよう形で決めたのか

渡辺　東京オリンピックが終わったときに、二人ともパリオリンピックが集大成になるという感覚でいました。パリオリンピックが終わったタイミングだったという話です。

――日本の混合ダブルスを引っ張ってきたペアとして、あらためて、どのような姿を見せたいか

東野　自分たちらしいプレーを最後に見せたいですし、思いっきり楽しんで、観客の方々も楽しんでもらえるようなプレーができたらいいなと思っています。

渡辺　混合ダブルスを少しは引っ張ってこられたと思っているので、それに恥じないようなゲームが最後にこのトーナメントでできたらいいなと思っています。

――それぞれ今後は、どんなバドミントンプレーヤーになって、何を目指していきたいか

東野　私は新しい挑戦として女子ダブルスで櫻本（絢子）選手と組んでいこうと思っています。厳しい挑戦にはなるかなと思うのですが、ロス五輪を目指して頑張っていきたいなと思っています。

渡辺　今後については、まだかなり見通しが立っていないというのがあり、ここでお伝えすることがなかなか難しいのですが、選手としてプレーを続けていきたいなというふうに今は考えています。

――今大会で「混合ダブルスを見てみよう」という方に向けて、どんなところを見てもらえると楽しめるか

東野　男女のペアなので、女子ダブルスの長いラリー、男子ダブルスの速い展開をミックスさせたのが混合ダブルス。基本的に私がねらわれるので、一生懸命返球して、勇大くんに決めてもらうという形を見ていただけたら。

渡辺　日本は他の種目よりもまだまだミックスダブルスの注目度が低いし、実力も劣っているところがありますが、逆にいうと誰にでもチャンスがある種目。そういう面ではミックスダブルスは始めやすいと思っています。

取材・構成／バドミントン・マガジン編集部