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【佐賀インターハイ2024】2年生の髙野日向が圧巻のタイトル獲得!〈男子シングルス〉

バドミントンのインターハイ(全国高校総体)は8月4日に大会最終日を迎えて、佐賀県のSAGAサンライズパーク・SAGAアリーナにて、個人戦の準決勝と決勝が行なわれた。ここでは、男子シングルスのダイジェストをお伝えする。

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【男子ダイジェスト】

髙野日向(埼玉栄)が2年生対決となった決勝に勝利。初出場のインターハイで団体との2冠を達成した

男子シングルス準決勝1試合目は、髙野日向(埼玉栄)と田上幹太(浪岡)による2、1年生対決となった。この対戦では、髙野が持ち前のスピードから先に攻撃を仕掛けて、序盤から中盤にかけて一気にリードを広げると、ねぱる田上を第1ゲーム15本で振りきった。そして第2ゲームは、21−9と髙野が圧倒して決勝進出。

準決勝もう1試合は、草ノ瀬悠生(瓊浦)と中塚悠太(東大阪大柏原)のマッチアップ。第1ゲームは、中塚が競り合いから抜け出して17本で先制。しかし、第2ゲームに入ると草ノ瀬が反撃を開始。中塚からリードを奪って10本でこのゲームを制すると、ファイナルゲームは追い上げる中塚を17本に押さえた。

決勝進出を果たした草ノ瀬悠生(瓊浦)だったが、最後は疲労から思うように動けず、惜しくも準優勝

迎えた決勝。試合の主導権を握ったのは髙野だった。序盤から攻めの姿勢で挑んでいた髙野は、中盤以降にリードを確実に広げて21−16。夏の頂点まであと1ゲームに迫った。第2ゲームに入ると、最後までスタミナ十分で攻め続けた髙野に対し、この日だけで3試合目となる草ノ瀬は足が止まってしまった。第2ゲームは髙野が草ノ瀬を4本と圧倒する形で決着。髙野が2年生にしてインターハイチャンピオンとなった。

【優勝コメント】

髙野日向

「まだ優勝した実感はないですけど、やれることは全部出しきったと思います。決勝は相手が(体力的に)キツそうでしたが、そういうことは関係なく、自分は最初から向かっていくだけという気持ちでした。それだけは絶対に忘れず、自分らしいプレーをやっていこうと思っていました。今後は、シングルスでは確実に自分が日本一を取って、団体戦でも確実にポイント取れるポイントゲッターになりたいです」

 

【男子シングルス結果(4日)】

■準決勝

髙野日向(埼玉栄)②〔21−15、21−9〕0●田上幹太(浪岡)

草ノ瀬悠生(瓊浦)②〔17−21、21−10、21−17〕1●中塚悠太(東大阪大柏原)

■決勝

髙野日向②〔21−16、21−4〕0●草ノ瀬悠生

 

準優勝:草ノ瀬悠生(瓊浦)
3位:田上幹太(浪岡)
3位:中塚悠太(東大阪大柏原)

 

取材・文/吉井信行

写真/筒井剛史

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