現地時間7月31日に行なわれているパリオリンピック・バドミントン競技(ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)5日目の午後のセッションでは、男女シングルスの予選リーグのほか、男子ダブルス予選リーグを実施。ここでは、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾の試合後のコメントを紹介する。
保木卓朗&小林優吾
予選リーグ(グループD)4試合目結果:アンダース・スカールップ・ラスムセン/キム・アストルップ(デンマーク)に0-2で敗戦
保木 なんとか2勝して終わりたいという気持ちでコートに入ったんですけど、それがかなわず終わってしまいました。悔いがないと言ったら嘘になってしまうんですけど、今やれることはやったのかなと思います。楽しむまではなかなか難しかったんですけど、最後まで勝ちたいという気持ちは忘れずに戦えたのかなと思います。中学校時代から組んでいるペアで、誰もが夢見るこのコートに立てたというのは、すごくうれしく思っています。
小林 保木が気迫を出したり、いろいろやってくれている中で、そこに応えられなかったのは非常に悔しいですし、もうちょっとできたんじゃないかというのが正直な気持ちです。ここに来るまでも苦しかったんですけど、本当に苦しくて。オリンピックを楽しみたい気持ちもあったんですけど、勝ちたい気持ちもあって、いろいろな思いがありました。1年間戦う中で、ケガをしないことや、勝っても負けても次に向けて一喜一憂せずに、うまく試合をこなせてきたと思っていたのですが、1大会に対する調整や気持ちの持っていき方というのが最後までわからなかった。それがうまくいかなかった要因なのかなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images