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【パリ五輪】「これだけの観客の中で試合ができるのは、幸せで最高」(西本拳太) 2日目/コメント-1

7月28日に行なわれているパリオリンピック・バドミントン競技(ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)2日目は、各種目の予選リーグを実施。8時30分からスタートした午前のセッションでは、男子シングルスの西本拳太が登場。また、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那は、初日に続き、予選リーグ2試合目に臨んだ。ここでは、試合直後の選手のコメントを紹介する。

写真は7月22日の会場練習でのもの

西本拳太

予選リーグ(グループD)初戦結果:ドミトリー・パナリン(カザフスタン)に2-0で勝利

緊張はしましたが、これだけの観客の中で試合ができるのもなかなかないので、幸せな空間でした。最高です。今日は特に第2ゲームのコートで、風の影響でシャトルが飛んだので、そのコントロールや、少し自分がスピードを上げてやらなければならなかったので、少し大変でした。自分自身のプレーとしては、風のある中で、やれるプレーはできたんじゃないかなと思います。次の相手(カナダのブライアン・ヤン)はレシーブもいいし、アタックもある。勢いに乗せないように、どれだけ相手も迷わせたり、気持ちを引かせられるかが大事。2日あきますが、今日よりコンディションを上げられるようにしていきたいです。

松本麻佑(左)/永原和可那

予選リーグ(グループD)2戦目結果:タン/ティナー(マレーシア)に1-2で敗戦

永原 昨日は自分たちが我慢をして長いラリーを取ることができたのですが、今日は2ゲーム目以降、長いラリーが増えたときに、今日は先に自分たちの方が簡単なミスをしてしまった。特にファイナルゲームの序盤にミスが出てしまい、相手がその勢いでどんどん攻めてきた感じでした。今日は相手に決められるというよりも、自分たちで流れを壊すようなミスをしてしまったかなと思います。連戦でパフォーマンスが落ちたところもあったと思うが、明日は1回しっかり休める。グループリーグのラストの試合では本当に自分たちのパフォーマンスができるようにコンディションを整えていきたいです。

松本 2ゲーム目以降、流れが悪くて、レシーブの展開でも問題はなかったですが、そのレシーブが昨日に比べて少し精度が悪かったです。また、2ゲーム目以降、相手の配球もよかったので、もう少ししのがなければいけないところで、しのぎきれなかった。結局、最後まで攻め込まれてしまったのが敗因かなと思います。相手は昨日負けたので、後がなかった。自分たちも今日負けて、次の相手は相当難しい相手(中国の陳清晨/賈一凡)ですが、リーグ戦のおもしろいところはそういうところだと思うので、ここで気を落とさずに、世界ランク1位と向き合う覚悟で練習に臨んでいけたらなと思います。

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images

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