7月27日にパリオリンピック・バドミントン競技が、ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナで開幕した。大会初日は各種目の予選リーグが行なわれ、世界のトップ選手らが大舞台でしのぎを削った。ここでは海外選手の結果を中心にお伝えする。
栄光の五輪メダルをかけた戦いがいよいよスタート。初日の前半戦に登場したのは、混合ダブルス・グループDの馮彦哲(フォン・イェンジァ/中国)/黄東萍(ファン・ドンピン/上写真・右)。アメリカペアとの初戦を2-0のストレート勝利で退け、白星発進を決めた。同じく混合ダブルスの上位候補、グループBの徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)、デチャポル/サプシリー(タイ)もそれぞれ勝利。格下ペアを下して貴重な白星を手にした。
このほか、男子シングルスは第1シードで世界ランキング1位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)や、昨年の世界選手権金メダルのクンラビット・ビティサラン(タイ)が。世界ランク下位選手を下して白星スタートを切った。
7月27日の前半セッションの結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼グループA
石宇奇(中国)②〔21−5、21−7〕0●ソーレン・オプチ(スリナム)30分
▼グループC
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−9、21−12〕0●ジョージス・J・ポール(モーリシャス)37分
【女子シングルス】
▼グループN
何冰嬌(中国)②〔21−8、21−7〕0●ケイシャ・ファティマス・アザーラ(アゼルバイジャン)28分
▼グループI
イェオ・ジャミン(シンガポール)②〔21−7、21−8〕0●ドルサ・ヤバリバファ(EOR)22分
【男子ダブルス】
▼グループA
王昶/梁偉鏗(中国)②〔21−5、21−12〕0●ニル・ヤクラ/ドン・アダム(カナダ)23分
アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)②〔19−21、21−16、21−11〕1●レーン/ベンディ(イギリス)72分
【女子ダブルス】
▼グループA
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−17、22−20〕0●タン/ティナー(マレーシア)53 分
松本麻佑/永原和可那②〔24−22、21−15〕0●ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)56 分
【混合ダブルス】
▼グループB
徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔21−10、21−7〕0●コセリラ・マムメリ/タニナ・ビオレッテ・マムメリ(アルジェリア)27分
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−14、21−16〕0●タベリング/ピキ(オランダ)42 分
▼グループD
馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−11、21−14〕0●ヴァイソン・チュウ/ジェニー・ガイ(アメリカ)43分
チェン・タンジェ/トー・イーウェイ(マレーシア)②〔23−21、21−12〕0●ヒー・ヨンカイ/タン・ウェイハン(シンガポール)41分
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取材/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images