7月17日、BWF(世界バドミントン連盟)は、パリオリンピックに参戦予定だった混合ダブルスのマシアス・クリスチャンセン(デンマーク)が、オリンピックの出場を辞退したことを発表した。これにより、12日に行なわれたパリオリンピック・予選リーグの抽選で決まった混合ダブルス・グループCは、クリスチャンセン/アレクサンドラ・ボエのペアが外れ、同組は3ペアで実施する。
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デンマークバドミントン協会は、同協会のホームページにクリスチャンセン(上写真・手前)の辞退についての経緯を説明。その中で同協会は、クリスチャンセンがデンマークアンチ・ドーピング機構の規則違反を犯しており、同機構からの出場停止処分を受ける可能性があることを発表した。また、同協会によると、クリスチャンセンの規則違反については、同機構への滞在先の報告義務に関する違反としており、ドーピングなどによる不正行為ではないとしている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO