7月6日に開催されたBWFワールドツアー・カナダOP(カルガリー/Super500)5日目は、各種目の準決勝が行なわれた。日本は4種目で勝ち上がり、決勝進出をかけて海外の強豪選手らと対戦。男子シングルス、女子ダブルスで決勝進出を果たした。
男子シングルスは、前週USOP(S300)からの連続優勝をねらう田中湧士と、Super500初制覇に向けてなんとか勝利を手にしたい渡邉航貴(上写真)の日本人対決。序盤から激しい点の奪い合いは、渡邉が22-20で先制。第2ゲームに入ると、渡邉がリードを広げながら試合を進め、サイトは21-13で勝利。渡邉が決勝進出の切符をつかみとった。
女子ダブルスも、USOPに続く優勝をねらう中西写真(上写真・右)/岩永鈴が準決勝に登場。タイペアに対して、第1ゲームこそ18-21で奪われた中西/岩永だったが、第2ゲームを21−18で取り返すと、最終ゲームは21−8で圧倒し2-1で勝利。決勝進出を決めた。
男子ダブルスの三橋健也/岡村洋輝(上写真・左)は、デンマークの世界2位、アストルップ/ラスムセンにファイナルゲームの接戦に持ち込んだが、最後は相手のペースを崩せずに11-21で敗戦。今大会はベスト4に留まった。また、女子シングルスの奥原希望も、デンマーク選手から第1ゲーム21-15で奪ったが、その後は相手のリズムのまま試合が進み、9−21、8−21で敗戦。決勝進出はならなかった。
日本選手の7月6日(準決勝)の結果、7日(決勝)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝(7月6日)
アレックス・ラニエ(フランス)②〔21−17、21−10〕0●プリヤンシュ・ラジャワット(インド)45分
渡邉航貴②〔22−20、21−13〕0●田中湧士40分
▼決勝(7月7日)
渡邉航貴 – アレックス・ラニエ(フランス)
【女子シングルス】
▼準決勝(7月6日)
ブサナン・ンバルンパン(タイ)②〔21−18、21−14〕0●ベイウェン・ツァン(アメリカ)41分
リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)②〔15−21、21−9、21−8〕1●奥原希望60分
▼決勝(7月7日)
ブサナン・ンバルンパン(タイ) − リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)
【女子ダブルス】
▼準決勝(7月6日)
中西貴映/岩永鈴②〔18−21、21−17、21−8〕1●ファタイマス/ラシカ(タイ)72 分
許尹鏸/林芝昀(台湾)②〔21−13、11−21、21−19〕1●謝沛珊/洪恩慈(台湾)63分
▼決勝(7月7日)
中西貴映/岩永鈴 − 許尹鏸/林芝昀(台湾)
【男子ダブルス】
▼準決勝(7月6日)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔11−21、21−19、21−11〕1●三橋健也/岡村洋輝59分
レーン/ベンディ(イングランド)②〔21−10、21−17〕0●ケアー/ソガード(デンマーク)37分
▼決勝(7月7日)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − レーン/ベンディ(イングランド)
【混合ダブルス】
▼準決勝(7月6日)
クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)②〔21−4、21−15〕0●盧明哲/洪恩慈(台湾)25分
トフト/マグランド(デンマーク)②〔21−19、21−14〕0●陳政寬/許尹鏸(台湾)37分
▼決勝(7月7日)
クリスチャンセン/ペデルセン(デンマーク) − トフト/マグランド(デンマーク)
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