【国際バドミントンU16庄内2024】渡邉柚乃が阿波芽衣咲を破って優勝! 男子は山口晃央が準優勝

前列左より女子銀メダルの阿波芽衣咲、金メダルの渡邉柚乃、銅メダルのパク・ミンジ、マイカ・ヘナレス・クルーズ、後列左より男子銀メダルの山口晃央、金メダルのパンナタッ・プレンパンポン、銅メダルのジェヴァン・ベネット・セレキー、萩原駿希

6月29日、30日の2日間、山形県鶴岡市の小真木原総合体育館で開催された16歳以下の国際招待大会『国際バドミントンU16庄内2024』は、6月30日に決勝トーナメントおよびコンソレーショントーナメントを行ない、男子シングルスはタイのパンナタッ・プレンパンポン、女子シングルスは日本の渡邉柚乃が優勝した。

先に行なわれた女子決勝は、渡邉と阿波芽衣咲の日本選手対決に。ディフェンディング・チャンピオンの阿波に対して、渡邉が攻撃的なスマッシュと速いテンポの球回しで攻める展開になった。

第1ゲームは終盤の競り合いを制した阿波がものにするも、第2ゲームでは渡邉の攻めとカウンターが光った。渡邉は最大10点リードから、中盤に3点差まで詰め寄られるも、「どうにか(連続得点を)止めよう」と気持ちを引き締め、第2ゲームをものにすると、試合の流れを掌握した。

二人は同学年とはいえ、渡邉はこれまで阿波に勝ったことがなかったという。招待大会のため非公式戦とはいえ、「これまでで一番大きな勝利だと思う」と渡邉は胸を張った。

男子は、準決勝で埼玉栄中対決を制した山口晃央が決勝に進出。決勝では、昨年この大会で3位だったタイのパンナタッ・プレンパンポンと対戦した。スピードが武器の山口だが、プレンパンポンはそれを上回るスピードとパワーで山口を圧倒。プレンパンポンが21-14、21-11のストレートで決勝を制し、タイの男子選手として初優勝を果たした。

【準決勝】

■男子シングルス

山口晃央(埼玉栄中3年)②〔16-21、21-13、21-17〕1●萩原駿希(埼玉栄中3年)

パンナタッ・プレンパンポン(タイ)②〔21-14、14-21、21-17〕1●ジェヴァン・ベネット・セレキー(インドネシア)

■女子シングルス

阿波芽衣咲(柳井中3年)②〔21-18、21-10〕0●マイカ・ヘナレス・クルーズ(アメリカ)

渡邉柚乃(倉敷第一中3年)②〔21-14、21-13〕0●パク・ミンジ(韓国)

【決勝】

■男子シングルス

パンナタッ・プレンパンポン②〔21-14、21-11〕0●山口晃央

■女子シングルス

渡邉柚乃②〔19-21、21-17、21-13〕1●阿波芽衣咲

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

 

投稿日:2024/06/30

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