6月15日に開催されたBWFワールドツアー・オーストラリアOP(シドニー/Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は男子シングルスの奈良岡功大と女子シングルスの大堀彩が決勝をかけて、ライバルたちとの勝負に挑んだ。
大堀(上写真)は、世界ランク27位の宋碩藝(シュン・シュオユン/台湾)と対戦。第1ゲームは大堀が21-4と大量リードを奪って先制。第2ゲームは11-8で大堀がリードした場面で、相手が棄権。大堀が決勝の切符をつかんだ。
奈良岡は台湾の林俊易(リン・チュンイ)との勝負に挑むと、第1ゲームは奈良岡が22−20で先取。中盤まで相手にリードを許す展開だったが、終盤にしっかり逆転して第2ゲームに入った。
すると、第2ゲームも8-13と5点差まで広げられたが、後半は奈良岡がペースを握り、16-14と逆転。その後も競り合う展開となったが、20-21から奈良岡が3連続ポイントをつかみ23-21で勝利。決勝進出を決めた。
準決勝(6月15日)の結果、決勝(6月16日)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝(6月15日)
奈良岡功大②〔22−20、23−21〕0●林俊易(台湾)60分
リー・ジジャ(マレーシア)②〔10−21、21−15、21−10〕1●李佳豪(台湾)56分
▼決勝(6月16日)
奈良岡功大 – リー・ジジャ(マレーシア)
【女子シングルス】
▼準決勝(6月15日)
大堀彩◯〔21−4、11−8、キケン〕●宋碩藝(台湾)29分
エスタ・ヌルミ・トゥリ・ワルドヨ(インドネシア)②〔21−15、21−16〕0●白馭珀(台湾)41分
▼決勝(6月16日)
大堀彩 − エスタ・ヌルミ・トゥリ・ワルドヨ(インドネシア)
【男子ダブルス】
▼準決勝(6月15日)
何濟庭/任翔宇(中国)②〔21−18、21−9〕0●チョーンHJ/ハイカル(マレーシア)34分
セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−14、17−21、21−11〕1●陳子睿/ 林煜傑(台湾)43分
▼決勝(6月16日)
何濟庭/任翔宇(中国) − セティアワン/アッサン(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼準決勝(6月15日)
ライPJ/リムCS(マレーシア)②〔21−13、18−21、21−14〕1●楊雅婷/楊霈霖(香港)80分
クスマ/プラティウィ(インドネシア)②〔21−13、21−7〕0●マパサ/ユ(オーストラリア)38分
▼決勝(6月16日)
ライPJ/リムCS(マレーシア) − クスマ/プラティウィ(インドネシア)
【混合ダブルス】
▼準決勝(6月15日)
蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔21−11、21−11〕0●タンKM/ライPJ(マレーシア)33分
郭新娃/陳芳卉(中国)②〔21−19、22−20〕0●鄧俊文/謝影雪(香港)45分
▼決勝(6月16日)
蒋振邦/魏雅欣(中国) − 郭新娃/陳芳卉(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO