6月4日にBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ/Super1000)が開幕した。ワールドツアーの最高レベルS1000の大会に、世界各国のトップランカーが集結。日本からもA代表の選手らが参戦した。
男子シングルスは、西本拳太(上写真)、常山幹太の2選手が1回戦に登場。西本は地元エースのアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)との対戦となり、アウェーの中での勝負。第1ゲームは17-21で失った西本だったが、第2ゲームは8連続ポイントなどでリードを広げ、21-11で奪い返した。ファイナルゲームに入っても、ペースは西本が掌握。11-8から再び連続得点で突き放した西本が、21-8に抑えて勝利。2回戦へと駒を進めた。常山はラクシャ・セン(インド)に12本、17本で敗れている。
女子ダブルスの松本麻佑(上写真・右)/永原和可那は、デンマークペアに苦戦。第1ゲームは24-22でなんとか競り勝ったものの、第2ゲームは日本ペアのミスが続き18-21。ファイナルゲームに持ち込まれた。最終ゲームは序盤から攻撃的に仕掛けた松本/永原が先行し、21-15で勝利。なかなかリズムがつかめない中、最後はきっちり修正して初戦を突破した。女子シングルスの奥原希望(上写真)は、ユーバー杯で活躍したインドネシア期待のホープ、エスタ・ヌルミ・トゥリ・ワルドヨに0-2で敗戦。2回戦進出とはならなかった。
日本勢の1回戦(6月4日)結果、残りの1回戦(6月5日)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(6月4日)
西本拳太②〔17−21、21−11、21−8〕1●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)60分
常山幹太●0〔12−21、17−21〕②ラクシャ・セン(インド)40分
▼1回戦(6月5日)
奈良岡功大 – ラスムス・ゲンケ(デンマーク)
【女子シングルス】
▼1回戦(6月4日)
奥原希望●0〔17−21、16−21〕②E・N・T・ワルドヨ(インドネシア)43分
▼1回戦(6月5日)
山口茜 – 宋碩藝(台湾)
大堀彩 – 白馭珀(台湾)
宮崎友花 – アン・セヨン(韓国)
【女子ダブルス】
▼1回戦(6月4日)
松本麻佑/永原和可那②〔24−22、18−21、21−15〕1●フィン・イプセン/スロー(デンマーク)68分
▼1回戦(6月5日)
志田千陽/松山奈未 – コルベット/リー(アメリカ)
【男子ダブルス】
▼1回戦(6月5日)
保木卓朗/小林優吾 – 何濟庭/任翔宇(中国)
三橋健也/岡村洋輝 – メデル/マンメリ(アルジェリア)
【混合ダブルス】
▼1回戦(6月5日)
緑川大輝/齋藤夏 – 金ワンホ/鄭ナウン(韓国)
渡辺勇大/東野有紗 – クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)
金子祐樹/松友美佐紀 – ヒー/タン(シンガポール)