5月26日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアマスターズ(クアラルンプール/Super500)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本勢は女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴が決勝戦を戦った。
決勝戦の第1試合に組まれた女子ダブルスの決勝戦に登場した中西/岩永(上写真・右)は、韓国の申昇瓚(シン・ソンチャン)/イ・ユリム(韓国)と対戦。第1ゲームはリードする相手をとらえきれずに17-21で奪われたものの、第2ゲームは接戦の展開を中西/岩永が制してファイナルゲームへ。最終ゲームの序盤から先行した日本ペアは、相手の追走をうまく振り切り21-18で勝利。Super500以上の上位大会では初のタイトル獲得となった。
男子シングルスは、ビクター・アクセルセン(デンマーク)が地元エースのリー・ジジャ(マレーシア)を下して優勝。女子シングルスは久々の優勝をねらうプサルラ・V.シンドゥ(インド)を制した中国の王祉怡(ワン・ジーイ)が今季3つ目のタイトルをつかみとった。また、混合ダブルスはマレーシアのゴー・スーンファット/ライ・シェブロンジェミーが地元ファンの前で優勝を飾った。
決勝戦(5月26日)の結果は以下の通り。
【女子ダブルス】
中西貴映/岩永鈴②〔17−21、21−19、21−18〕1●申昇瓚/イ・ユリム(韓国)96分
【男子シングルス】
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−6、20−22、21−13〕1●リー・ジジャ(マレーシア)63分
【女子シングルス】
王祉怡(中国)②〔16−21、21−5、21−16〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)79分
【男子ダブルス】
アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔21−18、21−14〕0●ジン・ヨン/ナ・スンソン(韓国)40分
【混合ダブルス】
ゴーSH/ライSJ(マレーシア)②〔21−18、21−19〕0●リバルディ/メンタリ(インドネシア)48分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO