5月16日に開催されたBWFワールドツアー・タイOP(バンコク/Super500)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本は自費参加の日本代表選手らが登場。順当に勝利をつかみ、準々決勝に進んだ。
【結果】
男子シングルスは1回戦を勝ち上がった奈良岡功大(上写真)と渡邉航貴が、2回戦に挑んだ。香港選手と対戦した奈良岡は、第1ゲームを失う展開となったが、第2ゲームを21-15で制してファイナルゲームに持ち込む。その最終ゲームは、相手選手に7-12と先行される中、奈良岡も連続ポイントなどで14-13。終盤は先に17-20でマッチポイントを握られたが、底力を発揮した奈良岡が5連続得点で一気に逆転に成功し、準々決勝進出を決めた。また、中国の陸光祖(ルゥ・グァンズ)との勝負となった渡邉航貴は、第1ゲームを21-11で先制。しかし、第2ゲームを奪われた後の最終ゲーム、18-12で渡邉がリードした状況から、連続失点を喫して悔しい逆転負け。2回戦敗退に終わった。
女子ダブルスの第2シードに入った中西貴映/岩永鈴は、2 回戦からの登場。インドペアを16本、13本で退けて順当に勝利を飾っている。
日本選手の2回戦(5月16日)の結果、準々決勝(5月17日)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(5月16日)
奈良岡功大②〔11−21、21−15、22−20〕1●ジェイソン・グナワン(香港)82分
渡邉航貴●1〔11−21、21−18、21−19〕②陸光祖(中国)70分
▼準々決勝(5 月17日)
伍家朗(香港) − 李佳豪(台湾)
クンラビット・ビティサラン(タイ) − メイラバ・ルワン・マイスナム(インド)
陸光祖(中国) − リー・ジジャ(マレーシア)
奈良岡功大 – 周天成(台湾)
【女子ダブルス】
▼2回戦(5月16日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−16、21−13〕0●R・パンダ/S・パンダ(インド)44分
▼準々決勝(5 月17日)
中西貴映/岩永鈴 − ラシカ/ファタイマス(タイ)
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ) − 李怡婧/羅徐敏(中国)
申昇瓚/イ・ユリム(韓国) − ポンナッパ/カストロ(インド)
クスマ/プラティウィ(インドネシア) − 張淨惠/楊景惇(台湾)
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO