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【トマス杯&ユーバー杯2024】地元中国が男女ともグループリーグ首位で準々決勝進出!<予選リーグ/4日目結果>

430日に世界一の国・地域を決める世界国別対抗戦・BWFトマス杯&ユーバー杯
2024(中国・成都)4日目が行なわれた。日本は男女とも試合がなかったものの、他のグループリーグでは最終戦を実施。優勝候補の中国や韓国が決勝トーナメントの準々決勝進出を決めている。

【結果】

4月29日/3日目

日本女子 第2戦結果

日本男子 第2戦結果

予選リーグ

4月28日/2日目

日本男子 第1戦結果

予選リーグ結果

4月27日/初日

日本女子 第1戦結果

予選リーグ結果

男子のトマス杯は、グループAとグループDの最終戦が行なわれ、グループAは2連勝同士の中国と韓国が激突。ベストメンバーを配した中国が優位かと思われたが、韓国が底力を発揮。第1シングルスは、中国の石宇奇(シー・ユーチー/上写真)が韓国の全奕陳(チョン・ヒョクジン)をファイナル勝負の末に退けるも、第1ダブルスは昨年の世界選手権優勝の徐承宰(ソ・スンジェ)/カン・ミンヒュクが、世界ランク上位の王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン)との1時間を超える熱戦をモノにする。

1−1の状況で回ってきた第2シングルスは、李詩灃(リ・シフェン)が2-0のストレートで制したが、第2ダブルスは再び韓国ペアが白星。中国の劉雨辰(リュウ・ユチェン)/欧烜屹(オウ・シュァンイ)を、ファイナルゲーム21本で下した。この勢いを第3シングルスにつなげたかった韓国だが、ここは層の厚い中国が上回る。最後は陸光祖(ルゥ・グァンズ)が10本、15本で勝利し、中国が3-2で韓国を破りグループ1位を決めた。

もう一つのグループDは、デンマークがマレーシアに3-2で勝利。第1シングルスはビクター・アクセルセンが、リー・ジジャとのエース対決を制してデンマークが先勝。第1ダブルスは、マレーシアのアーロン・チア/ソー・ウィーイクがアストルップ/ラスムセンとの接戦を勝利し、1-1のタイに戻した。

その後はどちらも譲らず、第2シングルスをデンマークのアンダース・アントンセン(上写真)が、第2ダブルスをマレーシアのゴー・シーフェイ/ヌル・イズッディンが勝利。勝負の行方は最終シングルスにもつれたが、最後はデンマークのラスムス・ゲンケが76分のタフマッチを制し、デンマークが3-2で勝利した。

女子のユーバー杯は、グループAで中国とインドが激突し、中国が5−0で完勝。2月のアジア団体で優勝を果たしたインドを寄せ付けず、グループリーグ1位で準々決勝へと勝ち進んだ。グループDは、韓国とデンマークが戦い、韓国が5−0で勝利をつかみリーグ首位通過を決めている。

3連勝を飾った中国はグループAを首位で通過。陳清晨(左)/賈一凡も第1ダブルスで勝利した

4月30日の結果、5月1日の対戦カードは以下の通り。

■トマス杯

▼グループA

第3戦(4月30日)

中国(3勝)3−2 韓国(2勝1敗)

カナダ(1勝2敗)5–0 オーストラリア(3敗)

【順位】①中国②韓国③カナダ④オーストラリア

▼グループD

第3戦(4月30日)

デンマーク(3勝)3–2 マレーシア(2勝1敗)

香港(1勝2敗)5–0 アルジェリア(3敗)

【順位】①デンマーク②マレーシア③香港④アルジェリア

▼グループB

第3戦(5月1日)

日本(2勝) – 台湾(2勝)

ドイツ(2敗) – チェコ(2敗)

▼グループC

第3戦(5月1日)

インドネシア(2勝) – インド(2勝)

タイ(2敗) – イングランド(2敗)

■ユーバー杯

▼グループA

第3戦(4月30日)

中国(3勝)5–0 インド(2勝1敗)

カナダ(1勝2敗)5–0 シンガポール(3敗)

【順位】①中国②インド③カナダ④シンガポール

▼グループD

第3戦(4月30日)

韓国(3勝)5–0 デンマーク(2勝1敗)

アメリカ(1勝2敗)5–0 メキシコ(3敗)

【順位】①韓国②デンマーク③アメリカ④メキシコ

▼グループB

第3戦(5月1日)

タイ(2勝)– 台湾(2勝)

マレーシア(2敗)– オーストラリア(2敗)

▼グループC

第3戦(5月1日)

日本(2勝) – インドネシア(2勝)

香港(2敗) – ウガンダ(2敗)

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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