4月14日に開催されたアジア選手権(中国・寧波)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本勢は決勝に進めなかった中、開催国の中国が3種目を制するなど好成績を収めた。
男子シングルスは、3月の全英OPを制して勢いに乗るジョナタン・クリスティ(インドネシア)と、準決勝で奈良岡功大をファイナル勝負の末に下した地元の李詩灃(リ・シフェン)が激突。第1ゲームから主導権を握ったのはジョナタン。中盤15-10とリードを保ち、途中の相手の追い上げもしっかり抑えて21-15で先制する。第2ゲームも流れは変わらず。先行したジョナタンが試合を支配して優勝をつかんだ。
女子シングルスは、中国決勝。エースの陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)と王祉怡(ワン・ジーイ/上写真)が対戦し、勝利したのは王祉怡。第1ゲームこそ互いに譲らぬ接戦となり、スコアは21-19で王祉怡が制する。第2ゲームは王祉怡が連続得点で引き離し、21-7で快勝。王祉怡が地元ファンの前で頂点に立った。
男子ダブルスは王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)が、マレーシアのゴーSF/N・イズッディンとのファイナル勝負を制して優勝。混合ダブルスは馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)が徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)との熱戦を制してV。女子ダブルスは、韓国の李紹希/ペク・ハナ(韓国)が、鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシェン/中国)を2-0のストレートで下して頂点に立った。
4月14日(決勝戦)の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼決勝(4月14日)
ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−15、21−16〕0●李詩灃(中国)54分
【女子シングルス】
▼決勝(4月14日)
王祉怡(中国)②〔21−19、21−7〕0●陳雨菲(中国)53分
【男子ダブルス】
▼決勝(4月14日)
王昶/梁偉鏗(中国)②〔21−17、15−21、21−10〕1●ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)64分
【女子ダブルス】
▼決勝(4月14日)
鄭雨/張殊賢(中国)②〔23−21、21−12〕0●李紹希/ペク・ハナ(韓国)66分
【混合ダブルス】
/魏雅欣(中国)30分
▼決勝(4月14日)
馮彦哲/黄東萍(中国)②〔13−21、21−15、21−14〕1●徐承宰/蔡侑玎(韓国)86分
【選手コメント】
5日目/4月13日
4日目/4月12日
3日目/4月11日
2日目/4月10日
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