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【アジア選手権2024】「オリンピックにつなげる意味で、一球一球、妥協することなくできた」(西本拳太)<3日目/選手コメント-9>

4月11日にアジア選手権(中国・寧波)3日目が開催され、各種目の2回戦が行なわれた。ここでは、試合を戦った日本選手のコメントを紹介する。

【選手コメント】

3日目/4月11日

三橋健也&岡村洋輝

志田千陽&松山奈未

大堀彩 / 奈良岡功大

山口茜

渡辺勇大&東野有紗

金子祐樹&松友美佐紀

櫻本絢子&宮浦玲奈

西本拳太

男子シングルス2回戦:石宇奇(中国)に0-2で敗戦

――開催国のエースとの対戦

手応えも、悔しさもある試合でした。朴柱奉ヘッドコーチからも「トライをしながら戦おう」と言われていました。この試合を勝つために精いっぱい尽くしましたけど、その中でオリンピックにつなげる意味で、一球一球、妥協することなくできたと思います。

――トライした部分とは?

彼の強打は、日本では体験できない。あのショットを自分の頭に刻み込んで練習できるかが大事。うまく(全力で)打たせないようにするのか、あるいは、昨日(1回戦)の僕がロー・ケンイゥ選手(シンガポール)にやられたように、高い球を打たせずに低い球の展開に持っていくのか。それを、両方やっていました。羽根のコントロールも含めて難しいところはありましたけど、自分なりにいろいろと、あがきながらできたと思います。

――五輪レースが終わり、出場権を獲得

前回の東京五輪のレースは、(コロナ禍で)途中で終わってしまった。レースを最初から最後まで戦ったのは、今回が初めて。大会の数が増えたことも関係していると思いますが、切符をつかむだけで、こんなに過酷なんだと実感しました。でも、まずは切符を取らないと、メダルはあり得ない。最低限のスタートラインにはなりました。

――五輪までの3、4カ月で取り組みたいことは?

点数の取り方ですかね。今の男子シングルスは、その日の調子、体のコンディション、会場やシャトルとの相性次第で、誰にでもチャンスがあると僕は思っています。だから、一発勝負の大会を、どうやってモノにするか。最後は、ちょっといい意味で(相手には予測できない)バカになれるか。その度胸は、大事かなと思います。技術だけでなく、気持ちの準備も怠らずにやりたいと思います。

【選手コメント】

2日目/4月10日

仁平菜月

渡邉航貴 /  金子祐樹/松友美佐紀

山下恭平&篠谷菜留 / 奈良岡功大

山口茜 / 渡辺勇大&東野有紗

保木卓朗&小林優吾 / 三橋健也&岡村洋輝

西本拳太 / 古賀輝&齋藤太一

大堀彩 / 緑川大輝&齋藤夏

志田千陽&松山奈未 / 奥原希望

初日/4月9日
保木卓朗&小林優吾 / 奥原希望

取材・写真
平野貴也

構成
バドミントン・マガジン編集部

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