3月19日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。フランスOP(Super750)、全英OP(Super1000)を終えて、活躍を見せた日本勢を含めた上位陣に、順位の変動があった。
【男子シングルス】
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今シーズンはまだツアー優勝がないビクター・アクセルセン(デンマーク)だが1位をキープ。一時は11万を超えたポイントは9万台に。2位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)までが9万台となっている。3位は全英OP準優勝の1万200ポイントを加え、2ランクアップを果たしたアンソニー・S・ギンティン(インドネシア/上写真・左)。同大会優勝のジョナタン・クリスティ(インドネシア/上写真・右)も、1万2000ポイントを加えて4ランクアップの5位と、一気に順位を上げてきた。
日本勢1番手の奈良岡功大は6位、西本拳太は12位と、それぞれ先週までの順位をキープ。全英OPでベスト8に入った渡邉航貴が、一つ順位を上げて19位。一つ順位を下げて20位となった常山幹太と入れ替わり、日本勢3番手となった。
B代表も国際大会に出場しており、オルレアンマスターズ(Super300)優勝の田中湧士が、7000ポイントを加算させて10ランクアップの50位に浮上。10ランクダウンの52位となった桃田賢斗を上回った。オルレアンマスターズ準優勝の高橋洸士も11ランクアップの59位と、結果を残したB代表が順位を上げている。
【女子シングルス】
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フランスOP優勝、全英OPベスト4のアン・セヨン(韓国/上写真)が、11万ポイント超えで1位を独走。フランス、全英ともに準優勝だった山口茜は、陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)に続く4位。順位は変わらないが、ポイントは積み重ねている。全英OP優勝のキャロリーナ・マリーン(スペイン)が、大きくポイントを加えて9万台に乗せてきた。
今年からA代表に抜擢された宮崎友花(上写真・右)が、オルレアンマスターズ優勝のポイントを加え、9ランクアップの27位に浮上。3ランクダウンの仁平菜月(31位)、1ランクダウンの川上紗恵奈(36位)を抜き去り、日本勢4番手となった。オルレアンマスターズでベスト4に入った水津愛美は、15ランクアップの49位。ベトナムICでベスト4の栗原あかり(81位)、オルレアンマスターズ準優勝の明地陽菜(81位/上写真・左)もそれぞれ大きく順位を上げて、2ケタ順位に入ってきている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO