3月16日に開催されたBWFワールドツアー・全英オープン（バーミンガム・Super1000）5日目は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは、試合を終えた選手たちのコメントを紹介する。
【コメント】
4日目（3月15日）
3日目（3月14日）
2日目（3月13日）
初日（3月12日）
櫻本絢子（右）／宮浦玲奈
女子ダブルス準決勝：志田千陽／松山奈未に0-2で敗戦
――準決勝を振り返って
櫻本 感覚的には悪くなかったと思いますが、思った以上に相手が自信をもってプレーしていると感じました。そこに対して、自分たちも引かずにいけばよかったのですが、球出しの間違いだったり、こちらからの単純なミスが目立ってしまって。あとは配球のところで、松山選手に前で取られることが多かったです。それで足を止められて、自分たちのローテーションがうまく回せてもらえなかったという印象がありました。
宮浦 こちらが攻めの展開をつくらなきゃいけない中で、焦ってミスが多くなったり、絢子が必死につくってくれた球に対して、自分のフィニッシュの球を無理やりに行き過ぎたミスが多かったです。チャンスが来る可能性を潰してしまったので、そこは反省して次に生かしたいです。
――速い展開が得意な相手に、最初はあえて速い展開で挑んだ
櫻本 そこで勝負できたら、とは思っていました。今までも、そこで点数が取れていたこともあったので。ただ、最初は勝負していこうと思いましたが、今日は相手のほうが上で取っていたり、打点が高かった。後半は自分が大きく回すようにしましたが、相手はどんどん自信を持って攻めてきたので、そこかなって思います。
――2ゲーム目の最初は、奥に上げることが多かった
櫻本 大きく回したら自分たちもレシーブから整えられるし、うまく攻撃の形に持っていける。そこは自分たちのいいところなので、そこに持っていけたらと思っていました。
――全英では初のベスト4。手応えと課題
宮浦 厳しい相手の戦いの中で、しっかりここまで来れたことはよかったですが、最後の最後、自分の弱さが出てしまった。最後までいいプレーを出し切るというのが、本当に大事だなと思いました。そして、そこが大きな課題だなと感じます。ミスが出たときに、そのミスが止まらなくなるのは私の気持ちの問題。そこをしっかり直していきたいです。
櫻本 五輪レースが始まって決勝にいけたことがないので、この壁をもう1回超えたかったです。でも、そこを超えられなかったのですごく悔しいです。もっとやれることもあったし、悔いが残る試合にはなりました。でも、今日だけ見れば悔しさが残りますが、大会を通してはすごくいいところも出ていた。2人で乗り越えて、ここまで来れたのはすごく収穫にはなりました。
【結果】
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（0120‐911‐410）
構成／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO、Getty Images
