3月6日に開催されたBWFワールドツアー・フランスOP(パリ/Super750)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。前日の1回戦に続き日本代表は白星を獲得。2回戦へと駒を進めている。
初日に福島由紀/廣田彩花、松本麻佑/永原和可那の2ペアが2回戦に進出している女子ダブルスは、残りの1回戦に志田千陽/松山奈未(上写真/手前)と櫻本絢子/宮浦玲奈が登場。志田/松山は地元のフランスペアを21−12、21−15で圧倒すると、櫻本/宮浦も中国の若手ペアを2-0で制し2回戦進出を決めた。
女子シングルスの山口茜(上写真)は、中国6番手の高昉潔(ガオ・ファンジェ)との対戦に挑むと、第1ゲームは16オールから先に山口が抜け出し21-17で先制。第2ゲームも山口が6連続得点などで相手を突き放し、21-12。2-0のストレート勝ちで2回戦に勝ち上がった。
男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾、三橋健也/岡村洋輝の2ペアが1回戦のコートに立つと、保木/小林はスコットランドペアを、三橋/岡村はカナダペアをそれぞれ2-0で下して初戦を突破。危なげない戦いで2回戦に進んだ。混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗、緑川大輝/齋藤夏が白星を奪い2回戦へ。男子シングルスでインドネシア選手と対戦した奈良岡功大(上写真)は、ロングマッチとなった勝負をファイナルゲーム17本で敗れ、1回戦敗退となった。
3月6日(1回戦)の結果、3月7日(2回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(3月6日)
奈良岡功大●1〔21−14、20−22、21−17〕②チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ(インドネシア)89分
【女子シングルス】
▼1回戦(3月6日)
山口茜②〔21−17、21−12〕0●高昉潔(中国)41分
▼2回戦(3月7日)
大堀彩 – グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)
山口茜 – イボンヌ・リ(ドイツ)
【男子ダブルス】
▼1回戦(3月6日)
保木卓朗/小林優吾②〔21−10、21−12〕0●ダン/ホール(スコットランド)33分
三橋健也/岡村洋輝②〔21−12、21−16〕0●ヤクラ/ドン(カナダ)35分
▼2回戦(3月7日)
保木卓朗/小林優吾 − 盧敬堯/楊博涵(台湾)
三橋健也/岡村洋輝 − アルディアント/アルフィアン(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(3月6日)
櫻本絢子/宮浦玲奈②〔21−10、21−17〕0●李怡靖/羅徐敏(中国)43分
志田千陽/松山奈未②〔21−12、21−15〕0●トラン/ランベール(フランス)45分
▼2回戦(3月7日)
櫻本絢子/宮浦玲奈 – 陳清晨/賈一凡(中国)
福島由紀/廣田彩花 – ジョリー/プレラ(インド)
松本麻佑/永原和可那 – 李佳馨/鄧淳薫(台湾)
志田千陽/松山奈未 – マパサ/ユ(オーストラリア)
【混合ダブルス】
▼1回戦(3月7日)
山下恭平/篠谷菜留●0〔19−21、18−21〕②鄧俊文/謝影雪(香港)48分
緑川大輝/齋藤夏②〔21−16、21−16〕0●タベリング/ピキ(オランダ)36分
渡辺勇大/東野有紗②〔14−21、21−15、21−14〕1●クシャリヤント/クスマワティ(インドネシア)
▼2回戦(3月7日)
金子祐樹/松友美佐紀 – 徐承宰/蔡侑玎(韓国)
渡辺勇大/東野有紗 − 緑川大輝/齋藤夏
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