2月13日、アジア連盟が主催するアジア団体選手権(マレーシア・シャーアラム)が開幕した。2年に1度開催されるこの大会は、4月27日〜5月5日に行なわれる世界国別対抗戦トマス杯&ユーバー杯(中国)の出場にもつながるだけに、日本はA代表選手を中心に参戦。大会初日の13日は男女とも予選のグループリーグが行なわれ、シードの日本女子はシンガポールと対戦した。
グループZのシードである日本女子は、初日の第1戦でシンガポール、第2戦で台湾(2月15 日)と戦う日程。総合力では日本より下回るシンガポールとの勝負は、日本が2ダブルス、3シングルスすべてで勝利。第1シングルスを担った大堀(上写真)が世界ランク19位のイェオ・ジャミンとの勝負を制して勢いづけると、続く第1ダブルスに起用された櫻本絢子/宮浦玲奈も2-0で快勝した。
その後はシングルス2番手の奥原希望、ダブルス2番手の中西貴映(上写真・左)/岩永鈴も2-0勝利で続き、最後の第3シングルスは高校2年生ながらA代表に選ばれている宮崎友花が、シニア大会の団体戦で初勝利。5-0でシンガポールに完勝した日本が、予選リーグで白星発進としている。
2月13日に行なわれた日本とシンガポールの対戦結果は以下の通り。
【グループZ】
▼第1戦
日本(1勝)5−0 シンガポール(1敗)
WS1 大堀彩②〔21−12、21−12〕0●イェオ・ジャミン32分
WD1 櫻本絢子/宮浦玲奈②〔21−13、21−14〕0●ジン/ヘン25分
WS2 奥原希望②〔21−10、21−10〕0●インスシャラハー・ハン31分
WD2 中西貴映/岩永鈴②〔21−3、21−9〕0●ライ/リム26分
WS3 宮崎友花②〔21−9、21−18〕0●ホーイ・ユエ・ヤン・ジャスリン35分
女子
予選リーグ組み合わせ
【グループW】
中国、インド
【グループX】
インドネシア、香港、カザフスタン
【グループY】
タイ、マレーシア、UAE
【グループZ】
日本、台湾、シンガポール
男子
予選リーグ組み合わせ
【グループA】
中国、インド、香港
【グループB】
マレーシア、台湾、カザフスタン、ブルネイ
【グループC】
日本、タイ、シンガポール、ミャンマー
【グループD】
インドネシア、韓国、UAE、サウジアラビア
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文/バドミントン・マガジン編集部