2月13日からマレーシアのエランゴール州で開催されるアジア団体選手権に出場する日本代表の選手団が、2月10日に開催地に向けて出発した。アジア団体選手権は2年ごとに行われ、5月の世界国・地域別団体戦トマス杯・ユーバー杯の予選を兼ねている。2月10日の出国前に、日本代表の朴柱奉ヘッドコーチと選手3名が囲み取材に応じ、大会での意気込みなどを話した。
下記は、男子キャプテンを務める古賀輝のコメント。
古賀 輝
――大会の意気込みを聞かせてください
優勝をめざしていますが、まずは一つずつしっかり勝っていけるようにみんなで頑張っていきたいと思います。
――2年前の前回大会は、男子は準決勝敗退。前回以上の結果を求めていく
そうですね。最低でもメダル獲得。その中でも金メダルをめざしてやっていきたいです。
――ご自身のコンディションは
1月から連戦が続いていて、体やメンタル的にきつい部分があったんですけど、日本に帰ってきて合宿などでリフレッシュができたので、コンディションはいい方じゃないかなと思います。
――チームとしてのコンディションは
シングルス陣もダブルス陣も、仲よくやるところは仲よく、練習のときはしっかりと切り替えてやれています。いい雰囲気でできているんじゃないかなと思います。
――パリ五輪の出場権をかけたレースも終盤にさしかかっている
僕自身でいうと、少し厳しい立ち位置にあるんですけど、最後まで諦めずに、頑張って一つひとつ勝てるように頑張っていければいいのかなと思っています。
――国際大会において、個人としての課題は
男子ダブルスはサービス場面がすごく大事なので、サービスだったり、相手のサービスからの自分のサービスレシーブの精度を上げる必要を感じています。ラリーになれば戦えるのですが、そこまでもっていけないことが多いので、そこが大事かなと感じています。
――日本代表として今年1年をどういう年にしていきたいか
まずはレースを戦いきることが自分の中での区切りとしているので、オリンピックに出場できるかできないかはわからないですけど、大会で優勝したりとか1つタイトルを取るとか、一つでも多く勝てるように頑張りたいなと思います。
【男子選手団】西本拳太、桃田賢斗、大林拓真、渡邉航貴、古賀輝、齋藤太一、岡村洋輝、三橋健也、柴田一樹、山田尚輝
写真/バドミントン・マガジン編集部