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【S/Jリーグ2023】女子Sブロックは再春館製薬所とBIPROGYがトップ4に進出!<八代大会/男女結果>

2月3日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023八代大会(熊本・八代トヨオカ地建アリーナ)が行なわれた。男女各ブロックともに最終節を迎え、リーグ戦の全試合が終了。最終順位が確定し、トップ4トーナメント進出チームも決定した。ここでは、八代大会のダイジェストをお伝えする。

【女子ダイジェスト】

八代大会の大一番は、女子Sブロックの再春館製薬所とBIPROGYの上位対決。4連勝中のBIPROGYは、勝てばブロックリーグ1位が確定。前回のリーグ覇者である再春館製薬所は、負ければリーグ3位となりトップ4トーナメント争いから脱落し、勝てばSブロック首位でリーグを突破できる状況となった。

負けられない両チームの戦いは、第1ダブルスに起用された再春館製薬所の志田千陽/松山奈未が、BIPROGYの中西貴映/東野有紗を10本、10本に抑えて勝利。シングルスは再春館製薬所の大黒柱である山口茜が登場し、昨年の全日本総合女王であるBIPROGYの杉山薫から第1ゲーム21-12で奪取。第2ゲームも先行した山口が杉山を15本で制し、再春館製薬所が2連勝でチームの勝利が確定した。

再春館製薬所はこれでトップ4争いから先に抜け出したが、BIPROGYは第2ダブルスの大竹望月/髙橋美優が0-2で負ければ、丸杉が2位に浮上する厳しい状況に。なんとか勝利をつかみたい大竹/髙橋は、再春館製薬所の加藤佑奈/廣上瑠依に対して第1ゲームを11本で先取すると、第2ゲームもペースを握って21-13で勝利。再春館製薬所とBIPROGYの対決は、地元ファンの前で奮起した再春館製薬所が2-1で制した。

全試合が終了したSブロックは、再春館製薬所、BIPROGY、そして丸杉が4勝1敗で並び、取得マッチ率も3チームが同率に。取得ゲーム率では、再春館製薬所が最上位となり首位でトップ4進出が決定。2番手はBIPROGYがわずかの差で丸杉を抑え、トップ4への切符をつかみ取った。

▼Sブロック(2月3日)

再春館製薬所(4勝1敗)2−1 BIPROGY(4勝1敗)

志田千陽/松山奈未②〔21−10、21−10〕0●中西貴映/東野有紗

山口茜②〔21−12、21−15〕0●杉山薫

加藤佑奈/廣上瑠依●0〔11−21、13−21〕②大竹望月/髙橋美優

【男子ダイジェスト】

男子はJブロックの豊田通商と丸杉が激突した。4連敗中の丸杉は、負ければブロック最下位が決まる状況。一方の豊田通商も、勝ち星を1つ手にしているものの、丸杉に負ければ勝ち点で並ぶことになり、さらにスコアによっては丸杉に逆転を許す状況に。どちらも負けられない戦いとなったが、ここで意地を見せたのは豊田通商。第1ダブルスの吉村徳仁/滝口友士が丸杉の後藤海斗/石神文を2-0で制し、シングルスも豊田通商の戸内佑亮が佐藤雄輝をファイナル勝負の末に下した。チームの勝利も確定した豊田通商は、第2ダブルスも白星をつかみ3-0で丸杉に快勝。リーグ最終戦で2勝目を挙げた。

▼Jブロック(2月3日)

豊田通商(2勝3敗)3−0 丸杉(5敗)

吉村徳仁/滝口友士②〔21−11、21−13〕0●後藤海斗/石神文太

戸内佑亮②〔18−21、21−8、21−14〕1●佐藤雄輝

鈴木利拓/三宅将平②〔19−21、21−8、21−12〕1●西川薫/安藤大地

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文/バドミントン・マガジン編集部

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