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【大会展望】『S/Jリーグ2023』TOP4に向けて最終決戦! 札幌大会&熊本大会をJ SPORTSオンデマンドでLIVE配信!

国内最高峰のリーグ戦『バドミントンS/Jリーグ』が、TOP4トーナメントおよび順位決定戦に向けてクライマックスを迎えている。11月4日の開幕戦から約3カ月にわたって、男女各12チームがそれぞれSブロック、Jブロックに分かれてリーグ戦を繰り広げ、2月3日にはブロックリーグ最終戦が行なわれる。

J SPORTSオンデマンドでは、リーグ順位が決する2月3日の札幌大会〈ジェイテクトvs. NTT東日本〉と熊本大会〈再春館製薬所vs. BIPROGY〉をLIVE配信する。

【男子】

Jブロック全勝のジェイテクトとNTT東日本が激突!

男子Jブロックの首位争いを繰り広げているのが、昨季リーグ準優勝と躍進を果たしたジェイテクトと、昨年の全日本実業団を制したNTT東日本だ。両チームともすでにTOP4トーナメント進出を決めているものの、ここでの結果がTOP4トーナメント準決勝の対戦に影響するだけに、いずれも勢いを止めずに首位でブロックを通過したいところだ。

NTT東日本のエース・桃田賢斗

NTT東日本は、シングルスでは桃田賢斗や田中湧士、古賀穂、ダブルスでは古賀輝/齋藤太一や山下恭平/緑川大輝、武井優太/遠藤彩斗、柴田一樹/山田尚輝と対戦ごとにオーダーを変える戦い方で、単複の選手層の厚さを発揮し、快調に白星を重ねてきた。

一方、ジェイテクトは、シングルスエースで昨季準優勝の原動力となった西本拳太を温存する中でも、社会人1年目の小川翔悟がシングルス選手としてブレーク。市川和洋/馬屋原大樹や野田悠斗/相澤桃李らダブルス陣も取りこぼしなく戦い、無敗で最終戦を迎える。

昨季、ジェイテクトの躍進の原動力となった西本拳太

戦力の厚みではNTT東日本がリードするが、流れが重要なのが団体戦。ジェイテクトが満を持して、シングルスでエースの西本を送り出すとなれば、NTT東日本にとっても簡単な戦いにはならないだろう。西本と桃田という同学年のエース対決が実現する可能性もある。

【女子】

全勝のBIPROGYに、負けられない再春館製薬所が挑む! 三つ巴のSブロックからTOP4進出を決めるのは――

女子Sブロックは、昨シーズン覇者の再春館製薬所、全日本実業団優勝のBIPROGYに、昨季5位の丸杉が上位争いを展開してきた。この争いをリードしたのが、1月末まで4戦全勝で、ブロック最終戦を迎えたBIPROGYだ。

BIPROGYは第1戦で混合複の日本代表である松友美佐紀(右)と東野有紗のペアを起用

中西貴映/岩永鈴、大竹望月/髙橋美優といった正規ペアに加え、混合ダブルス日本代表の東野有紗、松友美佐紀といった実力者がそろうBIPROGYは、ダブルスで主導権を握る戦い方を展開。開幕2戦目の丸杉戦では、中西/東野が、東京五輪代表の福島由紀/廣田彩花を破って勝利し、勢いに乗った。また、シングルスでも社会人2年目の杉山薫が12月の全日本総合で初優勝を果たすなど好調だ。

一方、連覇をねらう再春館製薬所は、11月の小田原大会で、山口茜のケガや志田千陽/松山奈未を温存する陣容で、若手主体で挑んだものの、丸杉に敗れて1敗。ただし、最終戦の熊本大会でBIPROGYを破れば、TOP4トーナメント進出の可能性は残されている。この場合、1敗で丸杉を含め3チームが並ぶため、取得マッチ率、取得ゲーム率などでTOP4進出チームが決まる。

再春館製薬所のエース・山口茜

前回女王の再春館製薬所にとっては負けられない戦いだ。エースの山口は年明けの国際大会から復帰。五輪レースを戦う日本代表を起用するのか、若手を抜擢するのか、ダブルスをどう組むのか。まずはオーダーから注目が集まる。

なお、TOP4トーナメントと順位決定戦は、2月23日(金・祝)、24日(土)の2日間、東京都渋谷区の東京体育館で開催される。

『バドミントン S/Jリーグ 2023』TOP4トーナメントをJ SPORTSで放送、JSPORTSオンデマンド全試合LIVE配信!

放送/配信内容の詳細は、J SPORTS総合サイト内「バドミントン特集」をチェック!

■J SPORTSバドミントン特集
https://www.jsports.co.jp/badminton/

■J SPORTSオンデマンド
https://jod.jsports.co.jp/badminton/sjleague

 

構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/バドミントンS/Jリーグ委員会

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