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【S/Jリーグ2023】丸杉が3-0で快勝し4勝目をゲット!ACT SAIKYOも接戦を制す!<山口大会/女子結果>

1月27日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023山口大会(山口・キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター)が行なわれた。男女各ブロックともに終盤戦に入り、トップ4トーナメントに向けた上位争いも激化。また、リーグ生き残りをかけた下位同士の勝負も白熱するなど、どのチームも負けられない戦いに臨んでいる。ここでは、女子のダイジェストをお伝えする。

【女子ダイジェスト】

再春館製薬所、BIPROGY、丸杉が勝ち点3で並ぶSブロック。その中で3勝1敗の丸杉は、1勝3敗の七十七銀行と対戦した。

トップ4トーナメント進出に向けて勝ちこぼしは許されない丸杉は、チームの大黒柱である福島由紀が、内定選手の宮﨑淳美(法政大)とペアを組み第1ダブルスに登場。七十七銀行の毛利未佳/田代愛妃との勝負はファイナルゲームにもつれたが、最後は21-8で勝利し先制ポイントをつかんだ。

この勢いで連勝といきたい丸杉は、シングルスの古川佳奈が七十七銀行・神山歩美との第1ゲームを21−19でモノにする。第2ゲ―ムは古川が前半からペースを握り、21-12で勝利。単複で連勝した丸杉がチームの勝利を確定させると、続く第2ダブルスも矢﨑月子/小西春七が制し、丸杉が七十七銀行を3-0に抑えて快勝。リーグ成績を4勝1敗で終えた丸杉は、試合を残す再春館製薬所とBIPROGYの結果によってトップ4トーナメント進出が決定する。

後半戦に行なわれたJブロックのACT SAIKYOとNTT東日本の試合は、勝敗が第2ダブルスまでもつれる接戦となった。地元ファンの前で勝利をつかみたいACT SAIKYOは、第1ダブルスに起用された佐藤灯と内定選手の田口真彩(柳井商工高)が、全日本総合準優勝の石川心菜/古根川美桜に12本、18本でストレート勝ち。大きなポイントをつかんだ。しかし、NTT東日本はシングルスの栗原琉夏が奮闘。日本B代表の水津愛美に対して第1ゲームを21−11で制すと、第2ゲームを奪われたあとのファイナルゲームを栗原が21−18で勝利。チームのスコアを1−1のタイに戻した。

第2ダブルスは、ACT SAIKYOが水津優衣/大澤陽奈、NTT東日本は上杉杏/鈴木陽向で勝負に出ると、先制したのは上杉/鈴木。第1ゲームを21-18で奪いプレッシャーをかける。地元でなんとか勝利をつかみ取りたい水津/大澤だったが、第2ゲームに入っても相手に先行を許す展開。前半8-4、12-8とリードを奪った上杉/鈴木のペースで試合が進む。しかし、ここからねばり強さを発揮したのが水津/大澤。後半に入って4連続ポイントで上杉/鈴木に接近すると、17オールから先に抜け出し第2ゲームを奪取。ファイナルゲームに持ち込む。

緊迫した展開となった最終ゲームは上杉/鈴木が9-3とリードを奪ったが、再び水津/大澤が追走。5連続得点などで16-13と逆転に成功すると、そのまま振り切って21−16で勝利。苦しい戦いを制したACT SAIKYOが、地元ファンの前で貴重な白星をつかんだ。

▼Sブロック(1月27日)

丸杉(4勝1敗)3−0 七十七銀行(1勝4敗)

福島由紀/宮﨑淳美②〔21−18、12−21、21−8〕1●毛利未佳/田代愛妃

古川佳奈②〔21−19、21−12〕0●神山歩美

矢﨑月子/小西春七②〔18−21、21−13、21−4〕1●宮内公佳/千葉美采

▼Jブロック(1月27日)

ACT SAIKYO(3勝1敗)2−1 NTT東日本(2勝3敗)

佐藤灯/田口真彩②〔21−12、21−18〕0●石川心菜/古根川美桜

水津愛美●1〔11−21、21−18、18−21〕②栗原琉夏

水津優衣/大澤陽奈②〔18−21、21−19、21−16〕1●上杉杏/鈴木陽向

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文/バドミントン・マガジン編集部

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