1月21日に開催されたBWFワールドツアー・インドOP(ニューデリー・Super750)最終日は、各種目の決勝戦が行なわれた。日本勢は女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那が決勝に臨み、中国ペアを下して見事優勝を果たしている。
久々のツアー優勝に王手をかけた松本/永原(上写真・右)は、中国の鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシャン)との頂上決戦。過去の対戦成績を2勝2敗としている2ペアの勝負は、第1ゲームを松本/永原が先制。松本/永原が6-8から11連続得点で突き放して21-12。第2ゲームに入っても松本/永原のペースは変わらず。前半から点差を広げた松本/永原が21-13で制して、2021年全英OP以来のツアー優勝を飾った。
男子シングルスは、中国の石宇奇(シー・ユーチー/上写真)と香港の李卓耀(リー・チェクイゥ)が対戦し、石宇奇が2-0のストレート勝利を飾り優勝。ツアー上位大会では2022年のデンマークOP以来となるタイトル獲得を果たした。また、女子シングルスは戴資穎(タイ・ツーイン)と陳雨菲(チェン・ユーフェイ)が激突し、戴資穎が16本、12本で勝利。混合ダブルスはデチャポル/サプシリー(タイ)、男子ダブルスは地元のインドペアを下した徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)が頂点に立っている。
1月21日(決勝戦)の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
石宇奇(中国)②〔23−21、21−17〕0●李卓耀(香港)54分
【女子シングルス】
戴資穎(台湾)②〔21−16、21−12〕0●陳雨菲(中国)42分
【男子ダブルス】
徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)②〔15−21、21−11、21−18〕1●シェティ/ランキレッディ(インド)65分
【女子ダブルス】
松本麻佑/永原和可那②〔21−12、21−13〕0●鄭雨/張殊賢(中国)
【混合ダブルス】
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−16、21−16〕0●蒋振邦/魏雅欣(中国)46分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO