1月20日に開催されたBWFワールドツアー・インドOP(ニューデリー・Super750)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
女子ダブルスの松本麻佑(上写真・右)/永原和可那は、韓国の李紹希/ペク・ハナと対戦した。第1ゲームを先行したのは松本/永原。8-6から12-7、15-10と点差を広げて21-13で先制。第2ゲームに入ると、前半から点数の奪い合いに。なかなか相手を引き離せない展開が続いた松本/永原だったが、16-15から4連続得点をつかむと、そのまま21-16で制して準決勝を突破。決勝進出を決めた。
男子シングルスの奈良岡功大(上写真)は、香港の李卓耀(リー・チェクイゥ)と準決勝で激突。クンラビット・ビティサラン(タイ)、アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)の強敵を下して勝ち上がってきた相手に対して、奈良岡は第1ゲームを13-21で落とし先制を許す展開。第2ゲームは14-13から点差を広げた奈良岡が制してファイナルゲームに持ち込んだが、接戦となった勝負を勝利したのは李卓耀。奈良岡は16-20から19-20まで差を詰めたが、最後は振り切られて19-21で敗戦。ベスト4に終わった。
男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾(上写真・左)が、韓国の徐承宰/カン・ミンヒュクと対戦。第1ゲームは19-17とリードするも、ここから4連続失点で相手に逆転を許す。第2ゲームは11-8と先行して折り返した保木/小林だったが、再び連続失点で相手に逆転さらえると、そのまま振り切られ14-21で敗戦。決勝進出を逃した。
1月20日の結果、21日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝(1月20日)
石宇奇(中国)②〔21−15、21−5〕0●プラノイ・H.S.(インド)42分
李卓耀(香港)②〔21−13、15−21、21−19〕1●奈良岡功大84分
▼決勝(1月21日)
石宇奇(中国) − 李卓耀(香港)
【女子シングルス】
▼準決勝(1月20日)
戴資穎(台湾)②〔21−13、21−18〕0●イェオ・ジャミン(シンガポール)37分
陳雨菲(中国)②〔21−13、21−18〕0●王祉怡(中国)50分
▼決勝(1月21日)
戴資穎(台湾) − 陳雨菲(中国)
【男子ダブルス】
▼準決勝(1月20日)
徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)②〔21−19、21−14〕0●保木卓朗/小林優吾46分
シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−18、21−14〕0●アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)45分
▼決勝(1月21日)
徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国) − シェティ/ランキレッディ(インド)
【女子ダブルス】
▼準決勝(1月20日)
鄭雨/張殊賢(中国)②〔19−21、21−17、21−18〕1●李汶妹/李汶妹/劉玄炫(中国)88分
松本麻佑/永原和可那②〔21−13、21−16〕0●李紹希/ペク・ハナ(韓国)51分
▼決勝(1月21日)
松本麻佑/永原和可那 − 鄭雨/張殊賢(中国)
【混合ダブルス】
▼準決勝(1月20日)
蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔21−19、21−18〕0●金ワンホ/鄭ナウン(韓国)46分
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔18−21、21−15、21−19〕1●葉宏蔚/李佳馨(台湾)74分
▼決勝(1月21日)
蒋振邦/魏雅欣(中国) − デチャポル/サプシリー(タイ)
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO