1月17日に開催されたBWFワールドツアー・インドOP(ニューデリー/Super750)2日目は、残りの1回戦が行なわれた。日本勢の多くが2回戦に勝ち進んでいる。
4選手が登場した男子シングルスは、奈良岡功大、西本拳太、大林拓真の3選手が2回戦へと勝ち上がった。西本は中国の陸光祖(ルゥ・グァンズ)と90分を超える熱戦に2-1で勝利。奈良岡はフランスのトマ・ジュニア・ポポフに第1ゲームを失ったものの、第2ゲーム以降をしっかペースを握って初戦を突破した。熊本マスターズ(S500)4強の大林は、地元インド選手を20本、16本で下している。
女子シングルスも山口茜、大堀彩、奥原希望が2回戦に進出。山口はデンマーク選手に第1ゲームこそ26-24の競り合いを制したが、第2ゲームは13本に抑えて2回戦へ。奥原希望はミャンマー選手を2-0のストレートで下した。大堀は仁平菜月との日本人対決を制して2回戦に駒を進めている。
男子ダブルスは、三橋健也/岡村洋輝が初戦を突破。女子ダブルスは松本麻佑/永原和可那、櫻本絢子/宮浦玲奈、中西貴映/岩永鈴の3ペアが2回戦に勝ち上がった。混合ダブルスは前週のマレーシアOP(Super1000)優勝の渡辺勇大/東野有紗が順当に勝利をつかみ2回戦進出を決めている。
1月17日(1回戦)の結果、18日(2回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(1月17日)
西本拳太②〔22−20、20−22、21−16〕1●陸光祖(中国)92分
常山幹太●1〔21−16、21−23、17−21〕②アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)84分
大林拓真②〔22−20、21−16〕0●S・K・クルナカラン(インド)51分
奈良岡功大②〔10−21、21−14、21−16〕1●トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)75分
▼2回戦(1月18日)
渡邉航貴 – 李詩灃(中国)
西本拳太 – アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)
大林拓真 – 奈良岡功大
【女子シングルス】
▼1回戦(1月17日)
山口茜②〔26−24、21−13〕0●ミア・ブリックフェルト(デンマーク)48分
奥原希望②〔21−11、21−12〕0●ザ・タール・トゥザール(ミャンマー)32分
大堀彩②〔21−14、21−18〕0●仁平菜月48分
▼2回戦(1月18日)
山口茜 – ブサナン・ンバルンパン(タイ)
奥原希望 – 大堀彩
【男子ダブルス】
▼1回戦(1月17日)
三橋健也/岡村洋輝②〔21−14、21−11〕0●ガラガ/プラスィーク.K(インド)41分
古賀輝/齋藤太一●1〔9−21、21−19、14−21〕②A・チア/ソーWY(マレーシア)
竹内義憲/松居圭一郎●0〔18−21、15−21〕②陳柏陽/劉毅(中国)44分
▼2回戦(1月18日)
保木卓朗/小林優吾 – 王齊麟/李洋(台湾)
三橋健也/岡村洋輝 – A・チア/ソーWY(マレーシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(1月17日)
松本麻佑/永原和可那②〔21−9、21−18〕0●加藤佑奈/廣上瑠依39分
櫻本絢子/宮浦玲奈②〔21−13、21−12〕0●譚寧/劉聖書(中国)44分
中西貴映/岩永鈴②〔21−10、21−11〕0●ロハウ/エフラー(ドイツ)39分
▼2回戦(1月18日)
志田千陽/松山奈未 – タン/ティナー(マレーシア)
松本麻佑/永原和可那 – ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
櫻本絢子/宮浦玲奈 – G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)
中西貴映/岩永鈴 – 李紹希/ペク・ハナ(韓国)
【混合ダブルス】
▼1回戦(1月17日)
渡辺勇大/東野有紗②〔21−7、21−12〕0●タンKM/ライPJ(マレーシア)35分
▼2回戦(1月18日)
渡辺勇大/東野有紗 – トゥリー/マグランド(デンマーク)
金子祐樹/松友美佐紀 − 蒋振邦/魏雅欣(中国)
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO