1月14日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023松江大会(島根県・松江市総合体育館)が開催された。ここでは男子のダイジェストをお伝えする。
【ダイジェスト】
男子は、Sブロック3連勝中のBIPROGYと日立情報通信エンジニアリングが激突した。勝てばTOP4トーナメント進出が近づく大事な一戦、先制したのはBIPROGY。全日本総合ベスト4の三橋健也/岡村洋輝が、日立情報通信エンジニアリングの野村拓海/霜上雄一を16本、14本で制し、プレッシャーをかける。
対する日立情報通信エンジニアリングは、シングルスに起用された牧野桂大が、BIPROGYのベテラン五十嵐優を2-0のストレートで下し、勝負の行方は第2ダブルスへ。どちらも負けられない戦いは、BIPROGYの小野寺雅之と内定選手の谷岡大后(ふたば未来学園高)のペアが、第1ゲームを21-16で先制。第2ゲームは日立情報通信エンジニアリングの高野将斗/川邊悠陽が奪い返して1-1のイーブンになると、最終ゲームをモノにしたのは小野寺/谷岡。16本に抑えて勝利を奪い、BIPROGYが2-1で日立情報通信エンジニアリングを下しリーグ4つ目の白星をつかんだ。
Jブロックは、3連勝のジェイテクトと1勝3敗の金沢学院クラブが対戦。TOP4トーナメントに向けてしっかり白星をつかみたいジェイテクトは、第1ダブルスの市川和洋/馬屋原大樹が2-0のストレート勝ちで勢いをつけると、シングルスの村本竜馬も金沢学院クラブの猪熊心太朗を16本、15本で制してチームの勝利が確定。第2ダブルスもジェイテクトの宮嶋航太郎/佐野大輔が2-0で連勝し、ジェイテクトが3-0で金沢学院クラブを破った。4連勝を飾ったジェイテクトは、残り1試合を残しながらリーグ2位以上が確定。同じく4連勝のNTT東日本とともに、TOP4トーナメント進出が決まった。
▼Sブロック(1月15日)
BIPROGY(4勝)2-1 日立情報通信エンジニアリング(3勝1敗)
三橋健也/岡村洋輝②〔21−16、21−14〕0●野村拓海/霜上雄一
五十嵐優●0〔12−21、4−21〕②牧野桂大
小野寺雅之/谷岡大后②〔21−16、15−21、21−16〕1●高野将斗/川邊悠陽
▼Jブロック(1月15日)
ジェイテクト(4勝)3-0 金沢学院クラブ(2勝3敗)
市川和洋/馬屋原大樹②〔21−10、21−11〕0●伊藤吏永/浦隆斗
村本竜馬②〔21−16、21−15〕0●猪熊心太朗
宮嶋航太郎/佐野大輔②〔21−12、21−16〕0●安井颯杜/高木健心
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO