1月7日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023仙台大会(宮城県・宮城野体育館)が開催された。昨年12月10日の小田原大会&さいたま大会から約1カ月の期間をあけてのリーグ再開。男女とも上位候補のチームが出場し、白熱した戦いを繰り広げている。ここでは女子のダイジェストをお伝えする。
【女子ダイジェスト】
Jブロックは3連勝中の北都銀行と2勝1敗のヨネックスの上位候補対決。昨年の全日本総合女子ダブルスで優勝を飾った櫻本絢子/宮浦玲奈を第1ダブルスに起用したヨネックスに対し、北都銀行は飯島真恵七/永渕妃香が第1ゲーム20-16で先にゲームポイントを奪う展開。しかし、ここから点差を詰めた櫻本/宮浦が20オールに持ち込むと、そのまま23-21で逆転に成功。第2ゲームは13本に抑えた櫻本/宮浦が、チームに貴重な先制ポイントをもたらした。
ヨネックスとしては、シングルスも勝ってチームの勝利を早々に決めたかったが、北都銀行の舛木さくらがそれを許さず。ヨネックスは総合ベスト4の仁平菜月で白星をねらったが、舛木が第1ゲーム17本で奪うと、続く第2ゲームも21-19で制して北都銀行が1-1のイーブンに戻した。
北都銀行は第2ダブルスが勝てば、TOP4トーナメント進出に大きく近づく状況だったが、意地を見せたのはヨネックス。北都銀行は小松ゆい/田中果帆で勝利をねらったが、ヨネックスは保原彩夏と内定選手の須藤海妃(ふたば未来学園高)のペアが第1ゲームを落とした後の第2ゲームを25-23で制し、ファイナルゲームに持ち込む。互いに譲れない勝負は、16-11とリードした保原/須藤が点差を広げて21-12で勝利。2-1で辛勝したヨネックスがリーグ3勝目をつかみ、トップ4への望みをつないだ。
Sブロックは地元の七十七銀行と広島ガスが対戦し、広島ガスが3-0で勝利。第1ダブルス、シングルスともにファイナル勝負となったが、ここを広島ガスの山藤千彩/志波寿奈と近藤七帆が勝利。第2ダブルスの小田菜摘/新見桃芭も2-0のストレート勝利を飾り、リーグ最終戦だった広島ガスがSブロック2勝目を手にした。
▼Jブロック(1月7 日)
ヨネックス(3勝1敗) 2−1 北都銀行(3勝1敗)
櫻本絢子/宮浦玲奈②〔23−21、21−13〕0●飯島真恵七/永渕妃香
仁平菜月●0〔17−21、19−21〕②舛木さくら
保原彩夏/須藤海妃②〔17−21、25−23、21−12〕1●小松ゆい/田中果帆
▼Sブロック(1月7日)
広島ガス(2勝3敗) 3−0 七十七銀行(3敗)
山藤千彩/志波寿奈②〔21−13、13−21、21−8〕1●毛利未佳/田代愛妃
近藤七帆②〔21−19、12−21、21−15〕1●神山歩美
ダイジェスト&結果
小田原大会(12月10日)
高岡大会(12月9日)
岐阜大会(12月3日)
秋田大会(11月5日)
秋田大会(11月4日)
刈谷大会(11月5日)
刈谷大会(11月4日)