【全日本総合バドミントン2023】「まさか自分が総合を優勝できると思っていなかったので、本当にうれしい」(山下恭平)<選手コメント/最終日-2>

日本一を争う「第77回全日本総合バドミントン選手権」が、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで12月25日に開幕した。大会最終日が行なわれた30日は、各種目の決勝戦を実施。ここでは決勝を戦った選手たちのコメントを紹介する。

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優勝
山下恭平(右)&篠谷菜留
(NTT東日本)

混合ダブルス決勝:金子祐樹/松友美佐紀(BIPROGY)に19−21、22−20、21−14で勝利!初優勝!

——全日本総合のタイトルを獲得

山下 まさか全日本総合を自分が優勝できると思ってなかったので、本当にうれしいです。

篠谷 ずっとずっと夢見ていた舞台で、そのタイトルを取れたことと、山下との初タイトル・・・初じゃないね(苦笑)、2つ目のタイトルが国内で一番大きい大会ということで、私自身、とにかくうれしい気持ちでいっぱいです。

———試合を振り返って

篠谷 1ゲーム目はなんとか追いついたんですけど、結局取られてまった。苦しいまま2ゲーム目に入って、ずっとシーソーゲームで、後半少しリードしたとしたところをまた追いつかれてしまってという、もうずっとずっと苦しかったんです。でも、そこを2人でなんとか足を動かして、気持ちを出して乗り越えて戦えたのがすごくよかったかなと思います。

山下 1ゲーム目から最後の最後まで苦しい展開で、要所要所で自分たちがねばりきって、最後の最後まであきらめなかったことが勝ちにつながったのかなと思います。

———山下選手はサービスレシーブのプッシュかなり決まっていた

山下 たぶん金子さんと松友さんのサービスまわりが今日はあまり調子がよくなくて、自分のサービスの時に何本か浮いた球がきた。そこで決めることができました。自分たちがサービスまわりで優位に立ったのは、この試合の中でもすごく大きかったと思います。

——去年は表彰台で悔しそうな表情。今回一番高いところに立って感じたこと

篠谷 去年は本当に悔しくて、正直、あまり表彰式のこと覚えてないくらいです。今日は応援してくださる方がたくさんいる中で、あの場に立てたことが、ちょっと鳥肌立つぐらいうれしく思っていて、これはきっと忘れることはないかなと思っています。

山下 去年はすごく悔しくて、くそーって負けた後に思っていた。今日は体の力が抜けて、いいプレーが全体を通してできていたと思うので、勝ち切れて本当にうれしいです。

———今後の目標

篠谷 また1月頭から海外の試合が続きます。ケガなく体調をしっかり整えながら、自分たちらしいプレーを出し切りながら、1年間戦いきれるといいかなと思っています。

山下 年を越してからすぐに遠征が始まるので、一戦一戦、今日のような諦めないプレーができるように、ちょっと休んでからまた練習をして頑張っていきたいと思います。

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取材・構成/吉井信行、平野貴也、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

投稿日:2023/12/30
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