12月19日、BWFが発表する世界ランキングが更新された。年内最後の国際大会、BWFワールドツアーファイナルズ(WTF)のポイントが加算され、上位選手にも順位及びポイント変動があった。ここでは男女シングルスのランキングを紹介する。
【男子シングルス】
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WTF優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)が、1位を独走。優勝の1万2000ポイントを反映され、再び10万ポイント超えとなった。
WTF出場(予選リーグ敗退)を果たしている奈良岡功大が、2位をキープ。しかし、3位の李詩灃(リー・シフェン/中国)とは、わずか117ポイント差。3位と4位には、アンソニー・S・ギンティン、ジョナタン・クリスティとインドネシア選手が並ぶ。3位と4位はわずか67ポイント差。男子シングルスは、2〜7位までが8万ポイント台でひしめき合う状況だ。
日本勢2番手は12位の西本拳太、3番手は13位の常山幹太。パリ五輪出場権を争う二人の差は、3396ポイントとなっている。4番手以降は渡邉航貴(23位)、熊本マスターズでベスト4の好成績が光った大林拓真(34位)、桃田賢斗(38位)が続く。
【女子シングルス】
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アン・セヨン(韓国)が、11万ポイント超えで1位を独走。WTFではベスト4に終わったものの、ランキングには影響がなく首位をしっかり守った。2位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)が10万超え、3位の山口茜、4位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が9万ポイント台。戴資穎は8万台まで減らしてきたポイントを、WTF優勝で挽回した形だ。
日本勢2番手は15位の大堀彩。3番手は奥原希望。下部大会で優勝するなどしてポイントを重ね、3ランクアップの26位に浮上している。仁平菜月(34位)、川上紗恵奈(35位)に続き、高校2年生の宮崎友花が39位につけている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO