12月16日にBWFワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)4日目が開催された。限られた世界のトップランカーのみが出場できる大会に、日本選手も出場。年間ツアー王者の称号をかけて、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。ここでは、渡辺勇大/東野有紗のコメントを紹介する。
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混合ダブルス
渡辺勇大/東野有紗(右)
準決勝:馮彦哲/黄東萍(中国)に0-2で敗戦
――試合を振り返って
渡辺 ちょっと劣勢な場面が多かったかなと思います。最後の最後でポイントが取り切れなかった。競った場面で勝ちきれなかったのは、僕らの今の実力かなと思います。
―自分たちの形というのはよくなっていた?
東野 (予選リーグ・第2戦の)マレーシアに負けてから少しずつ修正できてたんですけど、負ける前に修正できればいいな、という課題が見つかったと思います。
――昨日の対戦を踏まえて、どんなプランで臨んだか
渡辺 やることは変わらなくて、球の精度を高めればチャンスはあったかなと思います。(精度の自己評価は?)今すぐに数字で表すのは難しいけど、あまりよくなかったから負けたのかなと思います。
東野 (昨日は)攻撃されたら攻撃されっぱなしだったので、どう自分が前に入って攻撃の展開につなぐかだったり、長いラリーで少しでも我慢できるようにすることは意識しました。
――男子選手に攻撃をさせないように心がけたことは?
東野 ロブが昨日よりはよかったと思います。レシーブからの展開はうまくいったと思いますが、その他の細かい部分がうまくいかなかったです。
――パリ五輪まであと半年。ここからどういうところを高めていきたいなと思います?
東野 今回はレベルの高い試合がたくさん続いて、(リーグを)戦い抜くことはできた。1月からマレーシアOPが始まるので、勝ち続けられる、ベスト4以上に入れるように、練習を積んでレベルアップしたいなと思います。
渡辺 個人としてはずっと変わらず、精度の高い練習をしたいなと思ってます。
構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO