12月13日にBWFワールドツアーファイナルズ（中国・杭州）が開幕した。限られた世界トップランカーのみが出場できる大会に、日本選手も出場。年間ツアー王者の称号をかけて、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。ここでは、試合を終えた選手たちのコメントを紹介する。
女子ダブルス
松本麻佑（右）／永原和可那
予選グループリーグB・第1戦：ラハユ／ラマダンティ（インドネシア）に1-2で敗戦
――1ゲーム目はいい展開だったが、2ゲーム目からやりにくそうに戦っていた
松本 やりにくくなったというか、1ゲーム目は攻めの展開で点数が取れていました。相手もドライブより上げてくれていたので、自分たちの攻めの形が簡単にできていたと思います。2ゲーム目は、長めに流す球が増えてきたので、自分たちが急ぎすぎてミスをしてしまった。ただ入れておくだけでも相手は嫌だったと思う。スピード上げるよりも、相手に合わせながら、上げるところは上げるというメリハリが必要だったと思います。
永原 自分たちからのミスで、流れを相手に渡してしまった。今日は相手に決められて点数を取られたというより、自分たちが先にミスをして点数を取られてしまった場面がすごく多かったです。長い試合になると、最後に自分たちのミスが出てしまうことが多い。そこが最近、後半に勝てない理由かなと思ってます。
――日本勢では今大会の出場を最初に決めていた。どんなねらいで臨んでいるか
松本 私たちは（優勝などの）大きいポイントがないので、リーグ突破が最低条件としてあります。リーグを勝ち上がるうえで、初戦が大事だったので、今日（勝ち星を）落としたのは大きいなと思います。
―明日の戦い（譚寧／劉聖書：中国）に向けて
永原 相手も今日は負けていたので、お互い1敗同士でもう後がない状況。向こうはホームなので、今日の悔しさをぶつけていけるように頑張りたいと思います。
構成／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO