12月10日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023小田原大会(神奈川・小田原アリーナ)で開催された。ここでは、男子2試合の結果をお伝えする。
【男子ダイジェスト】
Sブロックは、開幕2連勝の日立情報通信エンジニアリングが東海興業と対戦。地元で負けられない日立情報通信Eは、第1ダブルスに起用された霜上雄一/野村拓海(上写真・右)が、東海興業の長峰善/寺島颯大を2-0のストレートで退け勢いをつける。続くシングルスは、日立情報通信Eの牧野桂大が、西野勝志にファイナルゲームまで持ち込まれたが、最後は12本に押さえてチームの勝利が確定。第2ダブルスは日本A代表の竹内義憲/松居圭一郎が、第1ゲームこそ森田浩平/江藤佑太に21-19とねばられたものの、第2ゲームは主導権を握り14本に抑えた。これで日立情報通信Eはリーグ3連勝。暫定首位を守った。
Jブロックは開幕連勝スタートを切ったジェイテクトと、1勝1敗の豊田通商の勝負。TOP4進出に向けてしっかり勝ち星を重ねたいジェイテクトだったが、第1ダブルスを任された野田悠斗/相澤桃李(上写真・右)が苦戦。豊田通商の吉村徳仁/滝口友士にファイナルゲームに持ち込まれ、後半15-17とリードを奪われる展開に。しかし、ここから野田/相澤が5連続得点で逆転すると、最後もそのまま押し切ってジェイテクトが先勝する。
危ない場面を乗り切ったジェイテクトは、続くシングルスの藤原圭祐が、豊田通商の村瀬康之介を第1ゲーム15本、第2ゲームも12本に抑えて勝利。2-0で勝利を決めたジェイテクトは、第2ダブルスの市川和洋/馬屋原大樹もファイナル勝負に持ち込まれた試合を最後は21-16で制し、ジェイテクトが3つ目の白星を手にした。
▼Sブロック(12月10日)
日立情報通信エンジニアリング(3勝)3−0 東海興業(1勝2敗)
霜上雄一/野村拓海②〔21−17、21−14〕0●長峰善/寺島颯大
牧野桂大②〔21−11、16−21、21−12〕1●西野勝志
竹内義憲/松居圭一郎②〔21−19、21−14〕0●森田浩平/江藤佑太
▼Jブロック(12月10日)
ジェイテクト(3勝)3−0 豊田通商(1勝2敗)
野田悠斗/相澤桃李②〔21−14、12−21、21−18〕1●吉村徳仁/滝口友士
藤原圭祐②〔21−15、21−12〕0●村瀬康之介
市川和洋/馬屋原大樹②〔25−23、19−21、21−16〕1●三宅将平/鈴木利拓
S/Jリーグ2023
ダイジェスト&結果
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/田中慎一郎