12月10日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023さいたま大会(埼玉・サイデン化学アリーナ)で開催された。ここでは、男子2試合のダイジェストをお伝えする。
【男子ダイジェスト】
11月の秋田大会で開幕2連勝スタートを切っているBIPROGYは、今季2敗とまだ勝ち星のないコンサドーレと対戦した。BIPROGYの第1ダブルスは、第1・2戦に続いて三橋健也/岡村洋輝(上写真・左)。三橋/岡村はコンサドーレの本田大樹/山澤直貴に対して第1ゲーム12本と圧倒すると、第2ゲームは終盤まで競り合いとなったものの、19本で制してBIPROGYが先勝する。
シングルスは今季リーグ初出場の日本B代表・渡邉航貴が、コンサドーレの齊藤大樹に対して7本、11本と完勝してBIPROGYの勝利が確定。コンサドーレとしては、今後のためにも一矢報いたい状況で、第2ダブルスの大越泉/三浦將誓が井上拓斗/小野寺雅之に対し第2ゲームを21−17で奪ったが、反撃もここまで。井上/小野寺がファイナルゲームを21−13で制し、BIPROGYが3−0で勝利した。
男子もう一試合は、三菱自動車京都と丸杉の一戦。ここまで三菱自動車京都は2敗、丸杉は3敗とチームとして白星を獲得できていないだけに、今季初勝利へ向けて両チームとも気迫のこもったプレーを繰り広げた。
先制したのは三菱自動車京都だった。三菱自動車京都の第1ダブルス、西谷春樹/三上楓が、丸杉の後藤海斗/石神文太との第1ゲームを24−22で競り勝つと、第2ゲームは13本。一方、負けられない丸杉もシングルスでは昨季の新人賞・佐藤雄輝がストレート勝ちして1−1。勝負の第2ダブルスはファイナルゲームまでもつれたものの、三菱自動車京都の林谷理貴(上写真・左)/疋田聖也が順調にリードを広げて21−7でフィニッシュ。三菱自動車京都が丸杉を2-1で下し、今季初白星の獲得に成功した。
▼Sブロック(12月10日)
BIPROGY(3勝)3−0 コンサドーレ(3敗)
岡村洋輝/三橋健也②〔21−12、21−19〕0●本田大樹/山澤直貴
渡邉航貴②〔21−7、21−11〕0●齊藤大樹
井上拓斗/小野寺雅之②〔21−18、17−21、21−13〕1●大越泉/三浦將誓
▼Jブロック(12月10日)
三菱自動車京都(1勝2敗) 2−1 丸杉(4敗)
西谷春樹/三上楓②〔24−22、21−13〕0●後藤海斗/石神文太
一井亮太●0〔9−21、16−21〕②佐藤雄輝
林谷理貴/疋田聖也②〔21−9、16−21、21−7〕1●安藤大地/西川薫
取材・文/吉井信行
写真/斎藤豊
S/Jリーグ2023
ダイジェスト&結果
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