12月9日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023高岡大会が行なわれた。ここでは午後に行なわれた男子のダイジェストをお伝えする。
女子ダイジェストはこちら
【男子ダイジェスト】
開幕2戦目でBIPROGYに敗れ、1勝1敗のトナミ運輸。地元高岡で行なわれたトリッキーパンダースとの3戦目は、リーグ5連覇中の王者の貫禄を発揮した。
第1ダブルスは、来週のBWFワールドツアーファイナルズ(中国/12月13日)に出場予定の保木卓朗(上写真・左)/小林優吾が、第1ゲーム21-11で制すと、第2ゲームも16本に抑えて勝利。チームにしっかり勢いをつけると、シングルスも日本A代表の常山幹太が登場し、トリパンの原口翔多を第1、2ゲームとも一桁に抑えて圧勝。主力が役割を果たしたトナミ運輸の白星が確定した。この後の第2ダブルスも、トナミ運輸の金子真大/大田隼也がストレート勝ち。地元ファンの前で3-0勝利を飾り、TOP4トーナメント進出に向けて弾みをつけた。
男子のもう一試合は、JブロックのNTT東日本と金沢学院クラブが対戦。こちらは古賀輝/齋藤太一、桃田賢斗などの主力を温存するオーダーとなったが、第1ダブルスに起用された山下恭平/緑川大輝が2-0のストレート勝利。シングルスは、11月の国際大会で優勝を飾り好調をキープする古賀穂(上写真)が、金沢学院クラブのポイント源である猪熊心太朗を、ファイナル勝負の末に下してチームの勝利を決めた。第2ダブルスも制したNTT東日本は、Jブロック3連勝で年内のリーグ戦を終えている。
▼男子Sブロック(12月9日)
トナミ運輸(2勝1敗)3−0 トリッキーパンダース(3敗)
保木卓朗/小林優吾②〔21−11、21−16〕0●川原祥人/柴田陽登
常山幹太②〔21−9、21−5〕0●原口翔多
金子真大/大田隼也②〔21−17、21−16〕0●上田竜也/中島巧
▼男子Jブロック(12月9日)
NTT東日本(3勝)3−0 金沢学院クラブ(2勝2敗)
山下恭平/緑川大輝〔21−12、21-14〕②伊藤吏永/安井颯杜
古賀穂②〔21−7、19−21、21−6〕0●猪熊心太朗
柴田一樹/山田尚輝②〔21−16、21−17〕●友金利玖斗/浦隆斗
S/Jリーグ2023
ダイジェスト&結果
岐阜大会(12月3日)
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秋田大会(11月4日)
刈谷大会(11月5日)
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取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/川口洋邦