12月3日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023の岐阜大会が行なわれた。ここでは、男女それぞれの結果をお伝えしよう。
【男子】
11月4、5日Jブロック開幕戦で2連敗を喫した丸杉は、地元で今季初勝利をめざして金沢学院クラブと対戦。その金沢学院クラブは、すでに開幕戦で1勝をつかんでおり、丸杉に勝ってブロックリーグの下位争いから抜け出したいところ。
両チームにとって鍵となる第1ダブルスは、金沢学院クラブが先制した。内定選手の浦隆斗(日本体育大)と林上凱のペアは、第1ゲームこそ丸杉の後藤海斗/石神文太に15-21で奪われるも、第2ゲームは15本に抑えて1-1のイーブンに。すると、ファイナルゲームは林/浦が21-5で勝利。シングルスも、金沢学院クラブの猪熊心太朗が17本、13本で丸杉の佐藤雄輝を下し、ここで金沢学院の白星が確定。第2ダブルスは、丸杉の西川薫/安藤大地が意地を見せて勝利を飾ったが、地元で手痛い黒星となった。
▼Jブロック(12月3日)
金沢学院クラブ(2勝1敗)2−1 丸杉(3敗)
林上凱/浦隆斗②〔15−21、21−15、21−5〕1●後藤海斗/石神文太
猪熊心太朗②〔21−17、21−13〕0●佐藤雄輝
友金利玖斗/伊藤吏永●1〔19−21、21−13、12−21〕②西川薫/安藤大地
【女子】
Sブロック開幕戦では、BIPROGYに敗れて1勝1敗となった丸杉は、同じく1勝1敗の広島ガスを迎えた。TOP4進出に向けて負けられない状況の丸杉は、大黒柱の福島由紀/廣田彩花を海外遠征で欠く中、第1ダブルスは川添麻依子/小西春七が2-1で勝利。第1ゲームこそ広島ガスの山藤千彩/志波寿奈に奪われたが、第2、3ゲームは10本、10本に抑えて逆転に成功した。
続くシングルスは、丸杉の古川佳奈が広島ガスの近藤七帆を2-0で退けると、第2ダブルスも丸杉の矢﨑月子/内山真希が制して丸杉が3-0で快勝。地元ファンの前で白星をつかんだ。
▼Sブロック(12月3日)
丸杉(2勝1敗)3-0 広島ガス(1勝2敗)
川添麻依子/小西春七②〔17−21、21−10、21−10〕1●山藤千彩/志波寿奈
古川佳奈②〔21−17、21−14〕0●近藤七帆
矢﨑月子/内山真希②〔17−21、21−19、21−15〕1●小田菜摘/新見桃芭
S/Jリーグ2023
ダイジェスト
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文/バドミントン・マガジン編集部