【中国マスターズ2023】男子シングルスは3選手がベスト4入り!女子ダブルスも福島&廣田、志田&松山も準々決勝を突破!<準々決勝結果>

11月24日に開催されたBWFワールドツアー・中国マスターズ(深圳/Super750)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本勢は、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3種目で準々決勝に挑んだ。

2回戦/3日目結果
(11月24日)

1回戦/2日目結果
(11月23日)

1回戦/初日結果
(11月22日)

男子シングルスは奈良岡功大(上写真)、西本拳太、常山幹太が準々決勝を戦い、3選手がベスト4に勝ち進んだ。2回戦でアンダース・アントンセン(デンマーク)との110分のタフマッチを制して準々決勝に勝ち進んだ奈良岡は、インドのプラノイ・H.S.と対戦。第1ゲームを21-9で圧倒した奈良岡は、第2ゲームも14本に抑えて勝利。西本はマレーシアのリー・ジジャを21−11、21−12で一蹴し、準々決勝を突破。常山は、地元の石宇奇(シー・ユーチー/中国)を下して2回戦を勝ち上がったクリスト・ポポフを2-0で退け、ベスト4進出を決めている。

常山は10月のアークティックOP以来のベスト4入り

女子ダブルスは、福島由紀/廣田彩花(上写真・左)と志田千陽/松山奈未が準決勝に進出を決めた。福島/廣田は、前週の熊本マスターズ(Super500)で優勝を飾った鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシャン/中国)との第1ゲームを24-22で奪うと、続く第2ゲームも13本に抑えてベスト4入りを決めた。

志田/松山(上写真・右)は、韓国の李紹希/ペク・ハナを2-0で撃破。第1ゲームは11-14とリードされた場面から連続ポイントで逆転した志田/松山が、そのまま押し切って21-16で先制。第2ゲームも互いに主導権を譲らない接戦となったが、最後は志田/松山が振り切って21-17で勝利を飾った。なお、韓国の鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)と対戦した松本麻佑/永原和可那は、1時間47分の大接戦を繰り広げたが、ファイナルゲーム17本で敗戦。10月に開催されたヨーロッパ遠征から続く連続ベスト4進出はならなかった。

女子シングルスは、奥原希望(上写真)がベスト4進出をめざして地元の王祉怡(ワン・ジーイ/中国)と対戦。第1ゲームを先に奪われた奥原だったが、第2ゲームは21-11で取り返し、勝負の行方はファイナルゲームへ。熊本マスターズから復調気配が目立つ奥原だったが、最終ゲームは8-21で敗戦。上位進出は逃したものの、ベスト8の成績で今大会を終えている。

24日準々決勝の結果、25日準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(11月24日)

常山幹太②〔21−18、21−19〕0●クリスト・ポポフ(フランス)66分

奈良岡功大②〔21−9、21−14〕0●プラノイ・H.S.(インド)43分

西本拳太②〔21−11、21−12〕0●リー・ジジャ(マレーシア)40分

趙俊鵬(中国)②〔18−21、21−17、21−15〕1●林俊易(台湾)65分

西本拳太はマレーシアのリー・ジジャに快勝。優勝すればツアーファイナルズ出場が見えてくるだけに、負けられない戦いが続く

▼準決勝(11月25日)

常山幹太 – 奈良岡功大

西本拳太 – 趙俊鵬(中国)

【女子シングルス】

▼準々決勝(11月24日)

王祉怡(中国)②〔21−13、11−21、21−8〕1●奥原希望60分

韓悦(中国)②〔21−5、21−19、21−17〕1●張藝曼(中国)56分

陳雨菲(中国)○〔20−22、21−14、5−4、キケン〕●何冰嬌(中国)68分

金ガウン(韓国)②〔21−19、21−10〕0●グエン・トゥイリン(ベトナム)38分

▼準決勝(11月25日)

王祉怡(中国) − 韓悦(中国)

陳雨菲(中国) − 金ガウン(韓国)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(11月24日)

シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−16、21−14〕0●カルナンド/マーティン(インドネシア)46分

何濟庭/任翔宇(中国)②〔21−15、21−15〕0●劉雨辰/欧烜屹(中国)37分

陳柏陽/劉毅(中国)②〔21−19、21−19〕0●クスマワルダナ/ランビタン(インドネシア)53分

王昶/梁偉鏗(中国)②〔17−21、21−13、21−15〕1●王齊麟/李洋(台湾)58分

▼準決勝(11月25日)

シェティ/ランキレッディ(インド) − 何濟庭/任翔宇(中国)

王昶/梁偉鏗(中国) − 陳柏陽/劉毅(中国)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(11月24日)

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−9、21−17〕0●トラン/ランベール(フランス)39分

福島由紀/廣田彩花②〔24−22、21−13〕0●鄭雨/張殊賢(中国)56分

鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)②〔15−21、21−17、21−17〕1●松本麻佑/永原和可那107分

志田千陽/松山奈未②〔21−16、21−17〕0●李紹希/ペク・ハナ(韓国)56分

▼準決勝(11月25日)

福島由紀/廣田彩花 − 陳清晨/賈一凡(中国)

志田千陽/松山奈未 – 鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(11月24日)

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−12、21−6〕0●蒋振邦/魏雅欣(中国)26分

馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−16、22−20〕0●金ワンホ/鄭ナウン(韓国)55分

徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔16−21、21−18、21−17〕1●程星/陳芳卉(中国)65分

鄧俊文/謝影雪(香港)②〔21−12、21−12〕0●デチャポル/サプシリー(タイ)42分

▼準決勝(11月25日)

鄭思維/黄雅瓊(中国) − 馮彦哲/黄東萍(中国)

徐承宰/蔡侑玎(韓国) − 鄧俊文/謝影雪(香港)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/11/25
■関連キーワード

                     

人気記事ランキング

閉じる