11月22日に開催されたBWFワールドツアー・中国マスターズ(深圳/Super750)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本勢も多くの選手がコートに立ち、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。
男子シングルスは、西本拳太が世界ランク30位のインド選手と対戦。第1ゲームを西本が17本で制したが、第2ゲームはスタートから7連続失点を喫してしまう。しかし、ここから立て直した西本が11オールに持ち込むと、そのまま6連続得点で逆転に成功。最後は21-14に抑えた西本が2回戦へと勝ち進んだ。女子シングルスの大堀彩も、格下の台湾選手を下して1回戦を突破している。
女子ダブルスは櫻本絢子/宮浦玲奈が、韓国の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)を2-0で撃破。第1ゲームからペースを握った櫻本/宮浦が21-12で抑えると、第2ゲームもそのまま押し切って初戦をモノにした。櫻本/宮浦とともに前週の熊本マスターズ(Super500)でベスト4に入った松本麻佑/永原和可那も、台湾ペアを下して2回戦進出を決めている。
熊本マスターズでベスト4だった渡辺勇大(上写真・右)/東野有紗は、台湾ペアに0-2のストレート負けを喫し、1回戦敗退。金子祐樹/松友美佐紀はインドネシアペアを下して2回戦に進出した。男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾が1回戦を棄権。竹内義憲/松居圭一郎は、インドネシアのアルディアント/アルフィアンに20本、19本で敗退している。
21日1回戦の結果、22日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(11月22日)
西本拳太②〔21−17、21−14〕0●プリヤンシュ・ラジャワット(インド)46分
▼2回戦(11月23日)
奈良岡功大 – アンダース・アントンセン(デンマーク)
常山幹太 – 王子維(台湾)
西本拳太 – クンラビット・ビティサラン(タイ)
【女子シングルス】
▼1回戦(11月22日)
大堀彩②〔21−17、21−18〕0●林湘緹(台湾)45分
▼2回戦(11月23日)
奥原希望 – グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)
大堀彩 – 金ガウン(韓国)
【男子ダブルス】
▼1回戦(11月22日)
保木卓朗/小林優吾 ●キケン○ クスマワルダナ/ランビタン(インドネシア)
竹内義憲/松居圭一郎●0〔20−22、19−21〕②アルディアント/アルフィアン(インドネシア)49分
▼2回戦(11月23日)
古賀輝/齋藤太一 – シェティ/ランキレッディ(インド)
【女子ダブルス】
▼1回戦(11月22日)
松本麻佑/永原和可那②〔21−11、21−12〕0●李佳馨/鄧淳薫(台湾)31分
櫻本絢子/宮浦玲奈②〔21−12、21−17〕0●金昭英/孔熙容(韓国)35分
志田千陽/松山奈未②〔21−15、21−10〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)39分
▼2回戦(11月23日)
松本麻佑/永原和可那 – ヌンタカン/ベンヤパ(タイ)
志田千陽/松山奈未 – 譚寧/劉聖書(中国)
櫻本絢子/宮浦玲奈 – 鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)
福島由紀/廣田彩花 – 中西貴映/岩永鈴
【混合ダブルス】
▼1回戦(11月22日)
金子祐樹/松友美佐紀②〔21−11、21−13〕0●ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)29分
渡辺勇大/東野有紗●0〔15−21、14−21〕②葉宏蔚/李佳馨(台湾)32分
▼2回戦(11月23日)
金子祐樹/松友美佐紀 – 程星/陳芳卉(中国)
山下恭平/篠谷菜留 – 鄭思維/黄雅瓊(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO