11月16日から4日間、バドミントンS/JリーグⅡ2023(佐賀県・唐津市文化体育館)が開催された。男女各8チームが参戦し、初日から熱戦が相次いだ今大会。ここでは、レゾナックが1位でフィニッシュした女子最終日のダイジェストを紹介する。
女子18日のダイジェストはこちら
男子18日のダイジェストはこちら
男子19日のダイジェストはこちら
【女子ダイジェスト】
女子は全勝をキープしていたレゾナックが、最終日の三菱電機戦も鮮やかに勝利。初日から7対戦、すべて3-0の完勝で1位となり、1シーズンでS/Jリーグ復帰を決めた。
レゾナックの第1複・舟橋佳歩/山口萌は、この日も自信に満ちたペアワークを披露。競った場面でも強気の姿勢を失わず、ストレートで勝利した。
単には、内定選手の染谷菜々美(筑波大)を起用。ラリーの主導権を握った場面での惜しいミスは何度かあったが、気持ちを引くことなくプレーを継続。第1ゲームを19本でもぎ取ると、第2ゲームは22オールから渾身のシャトルさばきで2連続得点した。
そして第2複のセティアナ・マパサ/杉山未来は、前日までと同様に、伸びやかなコンビネーションで躍動。インドネシア出身で東京五輪女子複出場の経験もあるマパサが存在感を放ち、杉山が恵まれた体格を生かしたスケールの大きなプレーで着実にポイントを累積。今大会最終戦を白星で締め、優勝に華を添えた。
なお、1敗同士の対戦となったCheerful鳥取と豊田通商は、3-0で豊田通商が勝利。2位を確定させた。
■最終日の結果 ※カッコ内は大会終了時の勝敗/順位
レゾナック(7勝/1位)3-0 三菱電機(4勝3敗/4位)
豊田通商(6勝1敗/2位)3-0 Cheerful鳥取(5勝2敗/3位)
JR北海道(2勝5敗/6位)2-1 百十四銀行(1勝6敗/7位)
YAMATO奈良(3勝4敗/5位)2-1 金沢学院クラブ(7敗/8位)
1位・レゾナック
2位・豊田通商
3位・Cheerful鳥取
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/黒崎雅久