11月7日から東京渋谷区・国立代々木競技場第一体育館で開催されていた『ヒューリック・ダイハツJapanパラバドミントン国際大会2023』は、12日に各種目の決勝が行なわれた。
日本勢では、車いすクラスで女子WH1(障がいが重いクラス)の里見紗李奈、男子WH2(障がいが軽いクラス)の梶原大暉が優勝を果たした。決勝では里見は中国選手を、梶原は香港選手をそれぞれストレートで退けて、頂点に立った。
里見、梶原ともに2021年の東京五輪で金メダルを獲得。昨年のパラ世界選手権でも優勝しており、来年夏に行なわれるパリ・パラリンピックでも金メダル獲得が期待されている。
なお、WH1-WH2男子ダブルスで決勝に勝ち上がった西村啓汰/松本卓巳は中国ペアに敗れ、準優勝。立位クラスSL4(障がいが軽いクラス)女子シングルスで決勝に進んだ藤野遼も中国選手に敗れ、準優勝だった。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/井出秀人