10月20日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
日本勢は、女子ダブルス3ペアが準々決勝を勝ち抜き、ベスト4進出を決めた。中西貴映(上写真・左)/岩永鈴は、中国の鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシャン)に対して第1ゲームを失う展開も、第2ゲーム、第3ゲームを奪い返して逆転勝利。83分の接戦を制して準決勝に駒を進めた。志田千陽/松山奈未はタイの姉妹ペアを2-0で下すと、松本麻佑/永原和可那はインドネシアペアをファイナルゲーム17本で退けベスト4入りを決めている。
男子シングルスの西本拳太は、マレーシアのリー・ジジャと対戦。第1ゲームは相手に14-18と先行される展開から、18オールに持ち込んだ西本。しかし、ここから3連続失点で第1ゲームを失うと、続く第2ゲームはポイントの奪い合いから再びリー・ジジャに先行され、18-21で敗戦。準決勝進出はならかった。
20日の結果、21日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準々決勝(10月20日)
リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−18、21−18〕0●西本拳太51分
李卓耀(香港)②〔21−17、21−12〕0●ラスムス・ゲンケ(デンマーク)50分
石宇奇(中国)②〔21−11、21−19〕0●ロー・ケンイゥ(シンガポール)46分
翁泓阳(中国)②〔21−15、21−9〕0●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)44分
▼準決勝(10月21日)
リー・ジジャ(マレーシア) – 李卓耀(香港)
石宇奇(中国) − 翁泓阳(中国)
【女子シングルス】
▼準々決勝(10月20日)
韓悦(中国)②〔21−14、12−21、21−17〕1●張藝曼(中国)54分
陳雨菲(中国)②〔21−15、21−18〕0●何冰嬌(中国)44分
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔19−21、21−15、21−18〕1●戴資穎(台湾)74分
プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔21−19、21−12〕0●スパニダ・カテソン(タイ)47分
▼準決勝(10月21日)
キャロリーナ・マリーン(スペイン) − プサルラ・V.シンドゥ(インド)
陳雨菲(中国) − 韓悦(中国)
【男子ダブルス】
▼準々決勝(10月20日)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−15、21−14〕0●ナ・スンソン/ジン・ヨン(韓国)
マウラナ/フィクリ(インドネシア)②〔22−20、19−21、21−15〕1●李哲輝/楊博軒(台湾)58分
アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔21−19、11−21、21−14〕1●テオEY/オンYS(マレーシア)56分
アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)②〔24−22、18−21、21−12〕1●何濟庭/任翔宇(中国)64分
▼準決勝(10月21日)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − マウラナ/フィクリ(インドネシア)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)
【女子ダブルス】
▼準々決勝(10月20日)
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−14、21−15〕0●楊雅婷/楊霈霖(香港)45分
中西貴映/岩永鈴②〔17−21、21−18、23−21〕1●鄭雨/張殊賢(中国)83分
志田千陽/松山奈未②〔21−16、21−14〕0●ヌンタカン/ベンヤパ(タイ)
松本麻佑/永原和可那②〔17−21、21−14、21−17〕1●クスマ/プラティウィ(インドネシア)83分
▼準決勝(10月21日)
志田千陽/松山奈未 – 松本麻佑/永原和可那
陳清晨/賈一凡(中国) − 中西貴映/岩永鈴
【混合ダブルス】
▼準々決勝(10月20日)
鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−10、18−21、21−15〕1●デチャポル/サプシリー(タイ)61分
徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔22−24、21−19、22−20〕1●ジケル/デリュウィ(フランス)74分
馮彦哲/黄東萍(中国)②〔18−21、21−14、21−13〕1●金ワンホ/鄭ナウン(韓国)
クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)②〔21−17、18−21、21−13〕1●葉宏蔚/李佳馨(台湾)61分
▼準決勝(10月21日)
鄭思維/黄雅瓊(中国) − 徐承宰/蔡侑玎(韓国)
馮彦哲/黄東萍(中国) − クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO