10月11日に開催されたBWFワールドツアー・アークティックOP(フィンランド・ヴァンター/Super500)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本勢はA代表を中心とした選手らが登場し、海外の強豪選手らと熱戦を繰り広げた。
男子シングルスは、常山幹太と渡邉航貴(上写真)の2選手が1回戦のコートに立ち、どちらも白星をつかんだ。常山はインドネシア4番手のシェサ・ヒレン・ルスタビトを相手に2-0で勝利。渡邉は台湾の王子維との勝負に挑み、ファイナルゲーム6本に抑えて2回戦に勝ち進んだ。男子ダブルスの竹内義憲/松居圭一郎は、フランスのポポフ兄弟との接戦を19本、17 本で制して初戦を突破している。
女子ダブルスは第1シードの松本麻佑/永原和可那を筆頭に、中西貴映/岩永鈴、櫻本絢子/宮浦玲奈の3ペアが1回戦に挑み、松本/永原と中西/岩永が2回戦へ。櫻本/宮浦はインドペアに敗れ初戦敗退となった。女子シングルスの川上紗恵奈、混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏(上写真・右)もそれぞれ1回戦を突破。2回戦へと駒を進めた。
11日の結果と12日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月11日)
常山幹太②〔21−19、21−12〕0●シェサ・ヒレン・ルスタビト(インドネシア)45分
渡邉航貴②〔21−17、19−21、21−6〕1●王子維(台湾)75分
▼2回戦(10月12日)
渡邉航貴 – ナット・グエン(アイルランド)
常山幹太 – スリカンス・キダムビ(インド)
【女子シングルス】
▼1回戦(10月11日)
川上紗恵奈②〔21−7、21−12〕0●ヘリ・ネイマン(イスラエル)25分
▼2回戦(10月12日)
川上紗恵奈 – ミア・ブリックフェルト(デンマーク)
【男子ダブルス】
▼1回戦(10月11日)
竹内義憲/松居圭一郎②〔21−19、21−17〕0●T・ポポフ/C・ポポフ(フランス)41分
▼2回戦(10月12日)
竹内義憲/松居圭一郎 – テーKW/マンウェイチョン(マレーシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(10月11日)
松本麻佑/永原和可那②〔21−14、21−8〕0●許雅晴/林琬清(台湾)32分
中西貴映/岩永鈴②〔21−8、21−11〕0●クルース/ウプルス(エストニア)25分
櫻本絢子/宮浦玲奈●0〔20−22、19−21〕②ポンナッパ/カラスト(インド)39分
▼2回戦(10月12日)
松本麻佑/永原和可那 − 宋碩芸/余芊慧(台湾)
中西貴映/岩永鈴 – ロハウ/エフラー(ドイツ)
【混合ダブルス】
▼1回戦(10月11日)
緑川大輝/齋藤夏②〔21−14、21−18〕0●プラシーク.K/カラスト(インド)34分
▼2回戦(10月12日)
緑川大輝/齋藤夏 – タベリング/ピキ(オランダ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO