10月8日に開催されたBWF世界ジュニア(アメリカ・スポケーン)個人最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。U19日本代表は、女子ダブルスの田口真彩/玉木亜弥が決勝を戦い、アメリカペアを下して優勝。ジュニアの世界一に輝いた。
準決勝で清瀬璃子/平本梨々菜との日本ペア対決を制して決勝に進んだ田口真彩/玉木亜弥(上写真・右)は、日本の山北奈緒/須藤海妃を準決勝で下して勝ち上がってきたアメリカのフランチェスカ・コルベット/アリソン・リーと決勝で激突。第1ゲームは、日本の田口/玉木が12−21で落としたものの、リズムをつかんだ第2ゲームは5連続得点などで引き離し21-13で奪い返す。ファイナルゲームは田口/玉木が2、3点リードしたまま試合を進める。すると、田口/玉木が16-14から一気に4連続ポイントで突き放し、最後は21-15で勝利。見事ジュニア世界一の栄光をつかんだ。
10月8日の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
アルウィ・ファルハン②〔21−19、19−21、21−14〕1●フー・ジィアン(中国)65分
【女子シングルス】
ピチャモン・オパニプス(タイ)②〔21−11、21−9〕0●チアラ・マルベラ・ハンドヨ(インドネシア)34分
【男子ダブルス】
マー・シャン/ズー・イジュン(中国)②〔17−21、21−17、21−15〕1●ライ・ポーユ/ツァイ・フチェン(台湾)59分
【女子ダブルス】
田口真彩/玉木亜弥②〔12−21、21−13、21−15〕1●フランチェスカ・コルベット/リー(アメリカ)55分
【混合ダブルス】
リャオ・ピンイ/ツァン・ジャハン(中国)②〔21−10、16−21、24−22〕1●ズー・イジュン/ファン・ケシン(中国)53分
【選手】
菅原海斗(浪岡高③)
沖本優大、角田洸介、中川友那(埼玉栄高③)
佐藤瑠活(東大阪大柏原高③)
谷岡大后(ふたば未来学園高③)
中静悠斗、松川健大(ふたば未来学園高②)
澤田修志(埼玉栄高①)
川野寿真(ふたば未来学園高①)
【女子】
清瀬璃子(青森山田高③)
小原未空(埼玉栄高③)
遠藤美羽(作新学院高③)
須藤海妃、山北奈緒(ふたば未来学園高③)
田口真彩(柳井商工高③)
平本梨々菜(青森山田高②)
玉木亜弥(四天王寺高②)
宮崎友花(柳井商工②)
浅野真央(青森山田中③)
【監督】
大堀均(日本協会ジュニア強化部員)
【コーチ】
井田貴子、明神憲一、友金幸雄、ハルモノ・ユウォノ、本多裕樹、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部員)
【トレーナー】
泉堅吉(バイプレーヤーズ)
【映像分析】
下関元、稲川祥史(国立スポーツ科学センター)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO