10月4日に開催されたBWF世界ジュニア(アメリカ・スポケーン)個人3日目は、各種目3回戦が行なわれた。上位ラウンドに進むにつれて強敵との対戦が増える中、U19日本代表の選手たちは4種目で4回戦へと勝ち進んでいる。
男子シングルスは、アジアジュニア選手権銀メダルの沖本優大が、台湾選手を2-0で下して3回戦を突破。谷岡大后が第1シードのフランス選手にファイナルゲームの末に敗れたものの、佐藤瑠活、中川友那はどちらも2-0で3回戦を制し、4回戦へと勝ち進んだ。男子ダブルスは、角田洸介/菅原海斗がオランダペアを下して4回戦に進出している。
女子シングルスは大会連覇をねらう宮崎友花、遠藤美羽がそれぞれ2-0で勝利し4回戦へ。女子ダブルスはアジアジュニア優勝の山北奈緒/須藤海妃と同3位の田口真彩/玉木亜弥が、3回戦を2-0で突破。清瀬璃子/平本梨々菜も勝利し、女子ダブルスは3ペアが4回戦に進出している。また、4ペアが3回戦に挑んだ混合ダブルスは、松川健大/山北奈緒(上写真・右)が勝ち残った。
10月4日の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼3回戦(10月4日)
谷岡大后●1〔19−21、21−17、9−21〕②アレックス・ラニエ(フランス)72分
中川友那②〔21−17、21−9〕0●マーク・コロサ(スロベニア)30分
沖本優大②〔21−16、21−5〕0●リン・ユーチェン(台湾)32分
佐藤瑠活②〔21−17、21−11〕0●ナチャコロン・プスリ(タイ)33分
【女子シングルス】
▼3回戦(10月4日)
宮崎友花②〔21−13、21−13〕0●アンナーチ・ホーダ(インド)32分
遠藤美羽②〔19−21、21−17、21−9〕1●エルラ・リン(アメリカ)53分
【男子ダブルス】
▼3回戦(10月4日)
角田洸介/菅原海斗②〔21−11、18−21、21−9〕1●ハッセ/スパーンス(オランダ)41分
【女子ダブルス】
▼3回戦(10月4日)
山北奈緒/須藤海妃②〔21−18、21−10〕0●チャンWT/チョンJY(マレーシア)40分
田口真彩/玉木亜弥②〔21−10、21−13〕0●イスキエルド/ヒメネス(スペイン)22分
清瀬璃子/平本梨々菜②〔21−16、21−13〕0●シウ/ヤン(アメリカ)30分
【混合ダブルス】
▼3回戦(10月4日)
松川健大/山北奈緒②〔21−16、16−21、21−16〕1●ラロット・トレキャルト/ジャコブ(フランス)50分
角田洸介/須藤海妃●0〔15−21、20−22〕②ローHC/チョンJY(マレーシア)43分
谷岡大后/田口真彩●0〔16−21、15−21〕②ファン・ツゥンイ/リン・ユーハオ(台湾)27分
中静悠斗/玉木亜弥●0〔10−21、17−21〕②リャオ・ピンイ/ツァン・ジャハン(中国)24分
【お詫び】
記事の内容と結果に誤りがありました。選手、関係者の皆様にお詫びして訂正いたします。
【選手】
菅原海斗(浪岡高③)
沖本優大、角田洸介、中川友那(埼玉栄高③)
佐藤瑠活(東大阪大柏原高③)
谷岡大后(ふたば未来学園高③)
中静悠斗、松川健大(ふたば未来学園高②)
澤田修志(埼玉栄高①)
川野寿真(ふたば未来学園高①)
【女子】
清瀬璃子(青森山田高③)
小原未空(埼玉栄高③)
遠藤美羽(作新学院高③)
須藤海妃、山北奈緒(ふたば未来学園高③)
田口真彩(柳井商工高③)
平本梨々菜(青森山田高②)
玉木亜弥(四天王寺高②)
宮崎友花(柳井商工②)
浅野真央(青森山田中③)
【監督】
大堀均(日本協会ジュニア強化部員)
【コーチ】
井田貴子、明神憲一、友金幸雄、ハルモノ・ユウォノ、本多裕樹、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部員)
【トレーナー】
泉堅吉(バイプレーヤーズ)
【映像分析】
下関元、稲川祥史(国立スポーツ科学センター)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO