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【杭州アジア大会】「気持ちのつくり方もうまくいったし、我慢するメンタルも整えられていた」(渡辺勇大)〈個人戦3日目選手コメント-02〉

4年に一度、アジアの頂点を決めるアジア大会(中国・杭州)バドミントン競技は、10月4日、個人戦3日目の競技を行なった。ここでは個人戦3日目に登場した日本選手のコメントを紹介する。

渡辺勇大(奥)&東野有紗

混合ダブルス2回戦、リバルディ/メンタリ(インドネシア)に2-0で勝利

――試合を振り返って

渡辺 僕に関しては初戦だったので、気持ちのつくり方もうまくできたと思うし、 羽根が飛ばない環境の中で我慢するというメンタルがしっかり整えられていたと思います。2ゲーム目、ちょっと劣勢になった場面でも我慢できて、お互いがラリーして、ディフェンスからうまく崩せたのがよかったかなと思います。

東野 出だしは少しレシーブがうまく当たらない部分があったのですが、徐々に合うようになってきて、レシーブからの展開がうまくいったので、そこがよかったと思います。

――渡辺選手は長いアジア大会で、ようやく初戦を迎えた。気持ちのつくり方など、どのように調整してきたか

渡辺 選手村に入ってから、この初戦に合わせるという気持ちは、ずっとあって。 初戦までこれほど長く時間待つというのは、いつもの大会だとあんまりないですけど、それほど気にせず、 だんだん集中力を高めて、練習でも試合の感覚に近いものを出していくということができていたと思います。

――東野選手は団体戦で1試合こなしているが

東野 女子ダブルスでコートに入らせてもらった分、コートの感覚だったり、羽根の感じというのがわかってたので、個人戦1回戦とはいえど、いつもの1回戦よりはやりやすい感じでできました。そこはうまく調整できたかなと思います。

――次戦に向けて

渡辺 しっかり相手の映像見て、いつもの大会と変わらず、集中力をこう高く持って、自分たちらしく楽しくプレーできれば、明日も勝てるかなと思っています。

――順当にいけば、香港ペアとの対戦になる

東野 香港ペアだとしたら長いラリーになると思いますし、しっかり足を動かして、明日も自分の仕事をしっかりできるようにプレーしていきたいです。

――渡辺/東野ペアにとって、あらためて、この大会の位置づけは

渡辺 アジア大会単体で言えば、前回大会はあまりいい成績ではなかったっていうのもあるので、金メダルをめざすのはもちろんですけど、アジア大会が1年延期して、オリンピックレースのポイントになる。 誰しもが勝ちたい大会だと思うし、SUPER1000のポイントが入ることで、みんなが目をギラつかせて戦ってくるというのもわかってるので、自分たちが今どのくらいの位置に入れるかっていうのを測れるいいチャンスかなと思ってます。

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/Badmintonphoto

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