10月3日に開催されたBWF世界ジュニア(アメリカ・スポケーン)個人2日目は、各種目2回戦が行なわれた。団体戦でメダルを獲得できなかったU19日本代表の選手たちは、個人戦での上位進出をめざして奮闘。2回戦も多くの日本選手が勝利をつかみ、次のラウンドに進んだ。
男子シングルスは、7月のアジアジュニア選手権で銀メダルを獲得した沖本優大が2回戦から登場し、しっかり白星を獲得。インターハイなどで活躍した谷岡大后や佐藤瑠活、中川友那なども2回戦を突破した。女子シングルスは昨年の世界ジュニア優勝で2連覇に挑む宮崎友花、遠藤美羽が3回戦に勝ち進んでいる。
女子ダブルスはアジアジュニアで優勝を飾った山北奈緒/須藤海妃が順当に勝利を手にしたほか、アジアジュニア銅メダルの田口真彩/玉木亜弥、清瀬璃子/平本梨々菜も2回戦を勝ち上がった。混合ダブルスは4ペアが勝ち残り、男子ダブルスは角田洸介/菅原海斗が3回戦進出を決めた。
10月3日の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(10月3日)
谷岡大后②〔23−21、21−18〕0●ウィリアム・ボグビャー(デンマーク)44分
中川友那②〔21−17、21−13〕0●タン・ガレット(マレーシア)32分
沖本優大②〔21−9、21−5〕0●ドマス・パクシズ(リトアニア)23分
佐藤瑠活②〔21−18、21−16〕0●ロケシュ・レッディ・カラゴッラ(インド)29分
【女子シングルス】
▼2回戦(10月3日)
宮崎友花②〔21−7、21−18〕0●ショウ・キュンユ(中国)36分
遠藤美羽②〔21−6、21−2〕0●(クック諸島)15分
浅野真央●0〔16−21、12−21〕②ザリタ・ラマダニ・ウィリャワン(インドネシア)29分
【男子ダブルス】
▼2回戦(10月3日)
松川健大/中静悠斗●1〔23−21、15−21、16−21〕②バオ/ツァイ(台湾)52 分
角田洸介/菅原海斗②〔21−12、21−11〕0●ゴラス/ウィルツァック(ポーランド)21分
川野寿真/澤田修志●0〔16−21、12−21〕②徐化雨/張樂健(中国)30分
【女子ダブルス】
▼2回戦(10月3日)
山北奈緒/須藤海妃②〔21−2、21−4〕0●サハヤン/スマヤン(アルメニア)18分
田口真彩/玉木亜弥②〔21−13、21−15〕0●フッブシュ/スターン(ドイツ)28分
清瀬璃子/平本梨々菜②〔21−9、21−10〕0●カンチャヤ/チュクマクイ・キュロ(ペルー)23分
【混合ダブルス】
▼2回戦(10月3日)
松川健大/山北奈緒②〔21−11、21−15〕0●リンネル/ドラーカ(オーストリア)23分
角田洸介/須藤海妃②〔27−25、21−14〕0●ニーマン/スターン(ドイツ)36分
谷岡大后/田口真彩②〔21−15、21−9〕0●パンディ/ヘルナンデス(フィリピン)27分
中静悠斗/玉木亜弥②〔21−13、21−10〕0●ノール/ライ(シンガポール)22分
【選手】
菅原海斗(浪岡高③)
沖本優大、角田洸介、中川友那(埼玉栄高③)
佐藤瑠活(東大阪大柏原高③)
谷岡大后(ふたば未来学園高③)
中静悠斗、松川健大(ふたば未来学園高②)
澤田修志(埼玉栄高①)
川野寿真(ふたば未来学園高①)
【女子】
清瀬璃子(青森山田高③)
小原未空(埼玉栄高③)
遠藤美羽(作新学院高③)
須藤海妃、山北奈緒(ふたば未来学園高③)
田口真彩(柳井商工高③)
平本梨々菜(青森山田高②)
玉木亜弥(四天王寺高②)
宮崎友花(柳井商工②)
浅野真央(青森山田中③)
【監督】
大堀均(日本協会ジュニア強化部員)
【コーチ】
井田貴子、明神憲一、友金幸雄、ハルモノ・ユウォノ、本多裕樹、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部員)
【トレーナー】
泉堅吉(バイプレーヤーズ)
【映像分析】
下関元、稲川祥史(国立スポーツ科学センター)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO