【杭州アジア大会】男子団体決勝は中国がインドに逆転勝利! 最多7度目の優勝

4年に一度、アジアの頂点を決めるアジア大会(中国・杭州)バドミントン競技は、10月1日に団体戦決勝が行なわれ、男子は中国がインドに逆転勝利で金メダルを獲得した。

アジア大会の男子団体を制した中国

中国は第1シングルスの石宇奇(シー・ユーチー)が、ラクシャ・センにファイナルゲーム18-21で敗れると、第1ダブルスの王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン)もチラッグ・シェティ/サトウィクサイラジ・ランキレッディにストレート負け。2022年のトマス杯覇者・インドが、初のアジア大会団体優勝に王手をかけた。

しかし、世界ランク8位の李詩灃が、土壇場で踏みとどまる。同21位のスリカンス・キダムビに対し、第1ゲーム序盤から接戦を繰り広げ、24-22でこのゲームをものにすると、一気に流れを引き寄せ、ストレート勝利。層に勝る中国は、続く第2ダブルスで劉雨辰/欧烜屹が圧勝すると、第3シングルスで世界ランク20位の翁泓阳(ウェン・ホンヤン)が勝負を決めた。

中国はアジア大会では2018年に続き、2大会連続7度目の優勝を果たした。

なお、決勝後にはメダルセレモニーが行なわれ、準決勝で中国に敗れた日本は銅メダルを授与された。

日本男子は銅メダル獲得

【男子団体】

▼決勝(10月1日)

中国 3-2 インド

MS1 石宇奇●1〔20−22、21−14、18-21〕②ラクシャ・セン

MD1 王昶/梁偉鏗●0〔15−21、18−21〕②チラッグ・シェティ/サトウィクサイラジ・ランキレッディ

MS2 李詩灃②〔24−22、21−8〕0●スリカンス・キダムビ

MD2 劉雨辰/欧烜屹②〔24−6、21−8〕0●カピラ・ドゥルブ/クリシュナ・プラサド

MS3 翁泓阳②〔24−6、21−8〕0●マンジュナ・ミトゥン

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/10/02
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