9月12日、BWF（世界バドミントン連盟）が発表する世界ランキングが更新された。前週の中国オープン（Super1000）の結果が反映され、日本人選手を含めて順位変動があった。
【男子ダブルス】
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アルディアント／アルフィアン（インドネシア）の1位は変わらず。中国OP優勝の王昶（ワン・チャン／上写真・右）／梁偉鏗（リャン・ウェイカン／中国）が、1ランクアップの2位に浮上した。1位と2位の差は、わずか138ポイント。いつ入れ替わってもおかしくない状況だ。準決勝で王昶／梁偉鏗に惜敗した保木卓朗／小林優吾は、1ランクダウンの5位。全体を眺めると、10〜12位にインドネシアが3ペア、13〜14位に台湾ペアが並ぶ。インドネシアの2番手争いは、さらに激しさを増していきそうだ。
日本勢の2番手以降はほぼ変わらず。古賀輝／齋藤太一（17位）、竹内義憲／松居圭一郎（27位）、武井優太／遠藤彩斗（32位）が並ぶ。今年からペアを組む岡村洋輝／三橋健也は14ランクアップの89位と、100位以内に入ってきた。
【女子ダブルス】
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中国OP優勝の陳清晨（チェン・チンチェン）／賈一凡（ジャ・イーファン／中国）が、11万ポイント超えで1位を独走。韓国の2ペア、李紹希／ペク・ハナ（韓国）、金昭英（キム・ソヨン）／孔熙容（コン・ヒヨン／韓国）が追う状況は変わらない。
上位3ペアに続く4位につけているのが、福島由紀（上写真・左）／廣田彩花。さらに、中国OPベスト4の志田千陽／松山奈未が、2ランクアップして5位に浮上。1ランクダウンで7位となった松本麻佑／永原和可那と入れ替わった。志田／松山とともに中国OPベスト4に入った櫻本絢子／宮浦玲奈は、13位をキープ。17位の中西貴映／岩永鈴に、8600ポイント差をつけている。
【混合ダブルス】
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鄭思維（ツェン・シーウェイ／上写真・右）／黄雅瓊（ファン・ヤーチョン／中国）が1位を独走。11万1606ポイントは、5種目中で最も高い。2位の渡辺勇大／東野有紗は8万9365ポイントで、2万2000以上の差がついている。3位は中国の2番手、馮彦哲（フォン・イェンジァ）／黄東萍（ファン・ドンピン／中国）。中国OP優勝の徐承宰（ソ・スンジェ）／蔡侑玎（チェ・ユジュン／韓国）が1ランクアップの4位となり、「4強」の一角だったデチャポル／サプシリー（タイ）を上回った。
日本勢の2番手争いは、緑川大輝／齋藤夏（18位）、山下恭平／篠谷菜留（19位）、金子祐樹／松友美佐紀（21位）の3ペア。緑川／齋藤と山下／篠谷の差は、わずか351ポイント。熾烈な争いが続いていきそうだ。
今週はインドネシアマスターズⅠ（Super100）に参戦したB代表勢が順位を上げており、準優勝の西大輝／佐藤灯が47ランクアップの101位に浮上。熊谷翔／佐藤杏も54ランクアップの142位と、一気に順位を上げている。
文／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO