ヨネックス株式会社は、2001年の発売以来トッププレーヤーから一般プレーヤーまで幅広いプレーヤーに親しまれてきたバドミントンシューズ「パワークッション65Z」を展開している。本シリーズはリサイクル素材を使用したモデルで、パフォーマンスを維持しながらリサイクル素材使用率をアッパー表面積の90パーセントまで上げたパワークッション65Z C-90を、2023年9月中旬より数量限定発売する。
パワークッション65シリーズは、2001年の発売以来、それぞれの時代のプレースタイルに合わせて20年以上進化を遂げてきた。2015年より、柔らかくかつリサイクル可能な素材の使用を開始。その後も進化を続け、今回、リサイクル素材の使用比率を高め、高速化するプレーにも対応する「パワークッション65Z C-90」が誕生した。
「パワークッション65Z C-90」は、アッパー表面積の約90パーセントに再生ポリエステルを使用。再生ポリエステルは、石油由来ポリエステルと比較して約60パーセントのCO2排出量の削減効果が期待できます。本シューズは、アッパー表面積の90パーセントに再生ポリエステルを使用しても性能が変わらないことを確認。ここまでできたことをお祝い（Celebrate）するとともに、今後もリサイクル素材を使い、さらなるイノベーションを未来に約束（Commit）するという意味を込めたサステナビリティをコンセプトとした商品となっている。
同シューズは、前週行なわれた世界選手権（デンマーク・コペンハーゲン）で男子シングルス世界ランキング1位のビクター・アクセルセン（デンマーク／上写真）や、女子シングルスの陳雨菲（チェン・ユーフェイ／中国）、女子ダブルスの志田千陽＆松山奈未らが使用している。
同社は、環境、ダイバーシティ、サプライチェーンの3つの分野でサステナビリティへの取り組みを実施しており、環境においては、CO2排出量の削減、包装資材の見直し、そして本商品のように、シューズやウェアなどの製品へのサステナブル素材使用の拡大を進めている。
写真／YONEX、BADMINTONPHOTO